PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第52回 理学療法士国家試験 午後 第68問

生理学第52回午後

第52回 理学療法士国家試験 午後 第68問(生理学)の正答は 3 です。乳汁はプロラクチン(下垂体前葉)でつくられ、オキシトシン(下垂体後葉)で押し出される(射乳)。

問題
分娩後の乳汁分泌に作用するホルモンはどれか。
  1. 1. ドパミン
  2. 2. エストロゲン
  3. 3. プロラクチン ✓
  4. 4. プロゲステロン
  5. 5. ゴナドトロピン

正答:3番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 56.3%標準

32人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — プロラクチン

乳汁はプロラクチン(下垂体前葉)でつくられ、オキシトシン(下垂体後葉)で押し出される(射乳)。妊娠中は胎盤のエストロゲン・プロゲステロンが乳汁分泌を抑えており、分娩でこれらが減ると分泌が始まる。


【各選択肢の解説】

1. ドパミン
❌ 誤り。ドパミンは視床下部から出てプロラクチンの分泌を抑える(プロラクチン抑制因子)。正しくは乳汁分泌を抑える方向に働く。
2. エストロゲン
❌ 誤り。エストロゲンは妊娠中に乳管の発達を促すが、乳汁の分泌そのものは抑える。正しくは、分娩後にエストロゲンが減ることで乳汁分泌が始まる。
3. プロラクチン
✅ 正しい。プロラクチンは下垂体前葉から分泌され、乳腺に働いて乳汁をつくらせる。授乳で乳頭が吸われる刺激によって分泌が保たれる。
4. プロゲステロン
❌ 誤り。プロゲステロンは妊娠中に乳腺の腺房(乳汁をつくる部分)の発達を促すが、乳汁の分泌は抑える。正しくは、分娩後に胎盤がなくなりプロゲステロンが減ることで乳汁分泌が始まる。
5. ゴナドトロピン
❌ 誤り。ゴナドトロピン(卵胞刺激ホルモン・黄体形成ホルモン)は卵巣に働いて排卵や性ホルモンの分泌を調節する。正しくは乳汁分泌には直接関与しない。授乳中はむしろ分泌が抑えられる。

【試験対策ポイント】

ホルモン分泌部位乳汁への作用
プロラクチン下垂体前葉乳汁をつくる
オキシトシン下垂体後葉乳汁を押し出す(射乳)
エストロゲン・プロゲステロン胎盤(妊娠中)乳腺を発達させるが分泌は抑える
ドパミン視床下部プロラクチン分泌を抑える
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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