第52回 理学療法士国家試験 午後 第92問
整形外科学第52回午後
第52回 理学療法士国家試験 午後 第92問(整形外科学)の正答は 5 です。貧血・褥瘡・大腿骨骨折・サルコペニアは、たんぱく質やエネルギー・微量栄養素の不足が発生に直接関わる。
問題
高齢者にみられる病態のうち、低栄養の関与が低いのはどれか。
- 1. 貧血
- 2. 褥瘡
- 3. 大腿骨骨折
- 4. サルコペニア
- 5. 虚血性心疾患 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 45.5%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 虚血性心疾患
貧血・褥瘡・大腿骨骨折・サルコペニアは、たんぱく質やエネルギー・微量栄養素の不足が発生に直接関わる。虚血性心疾患は動脈硬化が基盤で、危険因子は脂質異常症・高血圧・糖尿病・喫煙・肥満など過栄養側のものが中心である。
【各選択肢の解説】
1. 貧血
❌ 誤り。鉄・ビタミンB₁₂・葉酸・たんぱく質の不足はヘモグロビンや赤血球の産生を低下させる。正しくは低栄養の関与が高い病態である。
❌ 誤り。鉄・ビタミンB₁₂・葉酸・たんぱく質の不足はヘモグロビンや赤血球の産生を低下させる。正しくは低栄養の関与が高い病態である。
2. 褥瘡
❌ 誤り。低栄養では皮下組織が薄くなって骨突出部の圧迫が強まり、組織の修復力も落ちる。正しくは低栄養が発生・治癒遅延の重要な要因である。
❌ 誤り。低栄養では皮下組織が薄くなって骨突出部の圧迫が強まり、組織の修復力も落ちる。正しくは低栄養が発生・治癒遅延の重要な要因である。
3. 大腿骨骨折
❌ 誤り。低栄養は骨粗鬆症と筋力低下・転倒を招き、やせによって転倒時の衝撃を吸収する軟部組織も少なくなる。正しくは低栄養の関与が高い。
❌ 誤り。低栄養は骨粗鬆症と筋力低下・転倒を招き、やせによって転倒時の衝撃を吸収する軟部組織も少なくなる。正しくは低栄養の関与が高い。
4. サルコペニア
❌ 誤り。たんぱく質・エネルギーの摂取不足は筋量と筋力の低下を進める。正しくは低栄養が主要な原因の1つである。
❌ 誤り。たんぱく質・エネルギーの摂取不足は筋量と筋力の低下を進める。正しくは低栄養が主要な原因の1つである。
5. 虚血性心疾患
✅ 正しい。(=正答)冠動脈の動脈硬化による狭窄・閉塞が原因で、危険因子は脂質異常症・高血圧・糖尿病・喫煙・肥満などである。低栄養はこれらの発生に直接関わらないため、関与は低い。
✅ 正しい。(=正答)冠動脈の動脈硬化による狭窄・閉塞が原因で、危険因子は脂質異常症・高血圧・糖尿病・喫煙・肥満などである。低栄養はこれらの発生に直接関わらないため、関与は低い。
【試験対策ポイント】
| 病態 | 低栄養との関係 |
|---|---|
| 貧血 | 鉄・B₁₂・葉酸・たんぱく質不足 |
| 褥瘡 | 皮下組織の減少・修復力低下 |
| 骨折 | 骨粗鬆症・転倒 |
| サルコペニア | たんぱく質・エネルギー不足 |
| 虚血性心疾患 | 関与は低い(過栄養・動脈硬化が基盤) |
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