第52回 理学療法士国家試験 午後 第94問
内科学・臨床医学第52回午後
第52回 理学療法士国家試験 午後 第94問(内科学・臨床医学)の正答は 4 です。血友病は凝固因子(A=第Ⅷ因子・B=第Ⅸ因子)の先天的な欠乏による出血性疾患で、関節内出血・筋肉内出血など深部の出血が特徴である。
問題
血友病について正しいのはどれか。
- 1. 脾腫がみられる。
- 2. 血小板数が減少する。
- 3. 点状紫斑がみられる。
- 4. 膝に関節症をきたす。 ✓
- 5. 自己免疫性疾患である。
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 45.5%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 膝に関節症をきたす。
血友病は凝固因子(A=第Ⅷ因子・B=第Ⅸ因子)の先天的な欠乏による出血性疾患で、関節内出血・筋肉内出血など深部の出血が特徴である。関節内出血を繰り返すと膝・肘・足関節に血友病性関節症をきたす。
【各選択肢の解説】
1. 脾腫がみられる。
❌ 誤り。血友病は凝固因子の異常で、脾臓は腫大しない。正しくは脾腫は溶血性貧血・白血病・肝硬変(門脈圧亢進)などでみられる。
❌ 誤り。血友病は凝固因子の異常で、脾臓は腫大しない。正しくは脾腫は溶血性貧血・白血病・肝硬変(門脈圧亢進)などでみられる。
2. 血小板数が減少する。
❌ 誤り。血友病で欠けるのは凝固因子であり、血小板は異常がない。正しくは血小板数は正常で、APTT(活性化部分トロンボプラスチン時間)が延長する。
❌ 誤り。血友病で欠けるのは凝固因子であり、血小板は異常がない。正しくは血小板数は正常で、APTT(活性化部分トロンボプラスチン時間)が延長する。
3. 点状紫斑がみられる。
❌ 誤り。点状出血は血小板や血管の異常による浅い出血の特徴である。正しくは血友病では関節内・筋肉内出血や皮下血腫などの深部出血がみられる。
❌ 誤り。点状出血は血小板や血管の異常による浅い出血の特徴である。正しくは血友病では関節内・筋肉内出血や皮下血腫などの深部出血がみられる。
4. 膝に関節症をきたす。
✅ 正しい。(=正答)関節内に出血が繰り返されると滑膜炎が起こり、軟骨が破壊されて関節症となる。荷重がかかり出血しやすい膝関節に最も多く、肘・足関節にも起こる。
✅ 正しい。(=正答)関節内に出血が繰り返されると滑膜炎が起こり、軟骨が破壊されて関節症となる。荷重がかかり出血しやすい膝関節に最も多く、肘・足関節にも起こる。
5. 自己免疫性疾患である。
❌ 誤り。正しくはX連鎖潜性(劣性)遺伝の先天性疾患で、患者はほとんどが男性である。
❌ 誤り。正しくはX連鎖潜性(劣性)遺伝の先天性疾患で、患者はほとんどが男性である。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 血友病 | 免疫性血小板減少性紫斑病 |
|---|---|---|
| 原因 | 凝固因子欠乏(遺伝) | 血小板への自己抗体 |
| 血小板数 | 正常 | 減少 |
| 検査 | APTT延長 | 血小板数減少・出血時間延長 |
| 出血の型 | 関節内・筋肉内(深部) | 点状出血・紫斑(表在) |
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