第53回 理学療法士国家試験 午前 第7問
リハビリテーション医学第53回午前
70歳の男性。脳卒中による右片麻痺。現在のADLは次のとおりである。食事は普通食を先割れスプーン使用で自立、整容は自立、更衣は自立。トイレは部分介助、入浴は部分介助。背臥位から自力で起き上がり端座位保持可能だが、車椅子への移乗は監視が必要。移動は車椅子にて自立。排便や排尿は時々失禁がある。Barthel Indexの得点はどれか。
1. 35点
2. 45点
3. 55点
4. 65点
5. 75点
- 1. 35点
- 2. 45点
- 3. 55点 ✓
- 4. 65点
- 5. 75点
正答:3番
解説
■ 正答:3番 — 55点
Barthel Indexは日常生活動作の自立度を0〜100点で評価する尺度です。各項目の配点に基づいて、患者の実際のADL状況を点数化して合計します。
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【各選択肢の解説】
1. 35点
❌ 誤り。この患者は食事・整容・更衣が自立しており、移動も車椅子で自立しているため、35点は過度に低い評価になります。
2. 45点
❌ 誤り。複数の項目で自立していることを考慮すると、この点数では評価不足です。
3. 55点
✅ 正しい。Barthel Index配点:食事自立(10)+整容自立(5)+更衣自立(10)+トイレ部分介助(5)+入浴部分介助(5)+起き上がり自立(15)+移乗監視(10)+車椅子移動自立(15)+排尿失禁(0)+排便失禁(0)=計55点。
4. 65点
❌ 誤り。トイレ・入浴で部分介助が必要であり、排便排尿の失禁があるため、この点数では過度に高い評価になります。
5. 75点
❌ 誤り。この患者は複数の項目で介助が必要であり、75点は自立度が高すぎます。
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【試験対策ポイント】
• Barthel Indexの主要配点:移乗(15点)、起き上がり(15点)、歩行/車椅子(15点)、食事(10点)、更衣(10点)、トイレ(10点)
• 部分介助=配点の50%、監視=配点の75%、完全介助=0点
• 失禁=0点(コントロール可能=配点あり)