PTカコモン — 理学療法士国家試験 過去問・解説

第53回 理学療法士国家試験 午前 第14問

内部障害理学療法第53回午前
19歳の男性。基礎疾患はない。自転車エルゴメーターを用いた運動強度を次第に上昇させて運動終点まで運動負荷試験を行ったときの酸素摂取量の測定結果を図に示す。最大酸素摂取量(mL/分)として正しいのはどれか。 1. 1,000 2. 1,500 3. 2,500 4. 3,500 5. 4,000
第53回午前第14問 図
  1. 1. 1,000
  2. 2. 1,500
  3. 3. 2,500
  4. 4. 3,500 ✓
  5. 5. 4,000

正答:4番

解説
■ 正答:4番 — 3,500 運動負荷試験で酸素摂取量が運動強度の増加に伴わなくなるプラトー現象(酸素摂取量が頭打ちになる状態)に達した時点の値が最大酸素摂取量(VO₂max)です。本問では図からそのプラトーが3,500 mL/分であることが読み取れます。 --- 【各選択肢の解説】 1. 1,000 ❌ 誤り。運動初期の酸素摂取量であり、最大酸素摂取量ではありません。 2. 1,500 ❌ 誤り。中程度の運動強度における酸素摂取量です。この段階ではまだ運動強度に比例して酸素摂取量が増加しています。 3. 2,500 ❌ 誤り。高い運動強度での値ですが、プラトー現象がまだ現れておらず、最大値には達していません。 4. 3,500 ✅ 正しい。図のプラトー領域で酸素摂取量が頭打ちになる最大値であり、これが最大酸素摂取量です。 5. 4,000 ❌ 誤り。図に示された最高値を超えており、測定結果と一致しません。 --- 【試験対策ポイント】 ・最大酸素摂取量(VO₂max)はプラトー現象で判定する ・運動強度と酸素摂取量の関係が線形から非線形に変わる点が目安 ・19歳男性の健常者としての値(3,000~4,000 mL/分程度)は医学的に妥当
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