第53回 理学療法士国家試験 午前 第32問
整形外科学第53回午前
第53回 理学療法士国家試験 午前 第32問(整形外科学)の正答は 2 です。関節リウマチは滑膜の炎症が主体の疾患である。
問題
関節リウマチの脊椎病変で最も多いのはどれか。
- 1. 黄色靱帯骨化
- 2. 環軸椎亜脱臼 ✓
- 3. 後縦靱帯骨化
- 4. 脊柱側弯
- 5. 腰椎椎間板ヘルニア
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 64.1%標準
39人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 環軸椎亜脱臼
関節リウマチは滑膜の炎症が主体の疾患である。頸椎では環椎と軸椎の間の滑膜関節が侵され、歯突起を押さえる環椎横靱帯が緩むため、環軸椎亜脱臼が脊椎病変で最も多い。
【各選択肢の解説】
1. 黄色靱帯骨化
❌ 誤り。関節リウマチの病変ではない。正しくは、黄色靱帯骨化症は脊柱靱帯骨化症の1つで、主に胸椎にみられる別の疾患である。
❌ 誤り。関節リウマチの病変ではない。正しくは、黄色靱帯骨化症は脊柱靱帯骨化症の1つで、主に胸椎にみられる別の疾患である。
2. 環軸椎亜脱臼
✅ 正しい。(=正答)環椎が軸椎に対して前方へずれる前方亜脱臼が多い。頸部の前屈でずれが大きくなり、脊髄を圧迫すると頸髄症(四肢のしびれ・麻痺)を起こすため、頸部の強い前屈は避ける。
✅ 正しい。(=正答)環椎が軸椎に対して前方へずれる前方亜脱臼が多い。頸部の前屈でずれが大きくなり、脊髄を圧迫すると頸髄症(四肢のしびれ・麻痺)を起こすため、頸部の強い前屈は避ける。
3. 後縦靱帯骨化
❌ 誤り。関節リウマチの病変ではない。正しくは、後縦靱帯骨化症は脊柱靱帯骨化症の1つで、主に頸椎にみられる別の疾患である。
❌ 誤り。関節リウマチの病変ではない。正しくは、後縦靱帯骨化症は脊柱靱帯骨化症の1つで、主に頸椎にみられる別の疾患である。
4. 脊柱側弯
❌ 誤り。関節リウマチに特徴的な脊椎病変ではない。正しくは、関節リウマチの脊椎病変は上位頸椎(環軸関節)に集中する。
❌ 誤り。関節リウマチに特徴的な脊椎病変ではない。正しくは、関節リウマチの脊椎病変は上位頸椎(環軸関節)に集中する。
5. 腰椎椎間板ヘルニア
❌ 誤り。関節リウマチの病変ではない。正しくは、腰椎椎間板ヘルニアは椎間板の変性と力学的負荷による疾患で、関節リウマチの脊椎病変は上位頸椎に集中する。
❌ 誤り。関節リウマチの病変ではない。正しくは、腰椎椎間板ヘルニアは椎間板の変性と力学的負荷による疾患で、関節リウマチの脊椎病変は上位頸椎に集中する。
【試験対策ポイント】
関節リウマチは「滑膜のある関節を侵す」。頸椎では滑膜関節である環軸関節が標的になり、環軸椎亜脱臼が最多となる。理学療法では頸部の強い前屈を避け、四肢のしびれ・脱力の出現に注意する。
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