第53回 理学療法士国家試験 午前 第36問
リハビリテーション医学第53回午前
第53回 理学療法士国家試験 午前 第36問(リハビリテーション医学)の正答は 4 です。前庭は蝸牛と同じ内耳にあり、内耳の病変では平衡障害に耳鳴り・難聴などの聴覚症状を伴いやすい(Ménière病など)。
問題
平衡機能障害において、後索性や小脳性に比べ前庭性に最も関連する異常はどれか。
- 1. 眼振
- 2. 構音障害
- 3. 深部感覚障害
- 4. 耳鳴り ✓
- 5. Romberg試験陽性
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 23.1%参考値
13人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 耳鳴り
前庭は蝸牛と同じ内耳にあり、内耳の病変では平衡障害に耳鳴り・難聴などの聴覚症状を伴いやすい(Ménière病など)。耳鳴りは後索性・小脳性の失調では生じないため、前庭性に最も関連する。
【各選択肢の解説】
1. 眼振
❌ 誤り。眼振は前庭性に特有ではない。正しくは、眼振は前庭性と小脳性の両方でみられ、後索性ではみられない。
❌ 誤り。眼振は前庭性に特有ではない。正しくは、眼振は前庭性と小脳性の両方でみられ、後索性ではみられない。
2. 構音障害
❌ 誤り。前庭性の所見ではない。正しくは、構音障害(不明瞭で途切れがちな話し方)は小脳性の失調でみられる。
❌ 誤り。前庭性の所見ではない。正しくは、構音障害(不明瞭で途切れがちな話し方)は小脳性の失調でみられる。
3. 深部感覚障害
❌ 誤り。前庭性の所見ではない。正しくは、深部感覚障害は後索性の失調の原因そのものである。
❌ 誤り。前庭性の所見ではない。正しくは、深部感覚障害は後索性の失調の原因そのものである。
4. 耳鳴り
✅ 正しい。(=正答)前庭と蝸牛は内耳でつながり、同じ病変で両方が障害されやすい。平衡障害に聴覚症状が加わることが前庭性を示す手がかりになる。
✅ 正しい。(=正答)前庭と蝸牛は内耳でつながり、同じ病変で両方が障害されやすい。平衡障害に聴覚症状が加わることが前庭性を示す手がかりになる。
5. Romberg試験陽性
❌ 誤り。前庭性に特有ではない。正しくは、Romberg試験は後索性で陽性(閉眼で大きく動揺)になり、前庭性でも陽性になりうる。小脳性では陰性である。
❌ 誤り。前庭性に特有ではない。正しくは、Romberg試験は後索性で陽性(閉眼で大きく動揺)になり、前庭性でも陽性になりうる。小脳性では陰性である。
【試験対策ポイント】
| 所見 | 前庭性 | 後索性 | 小脳性 |
|---|---|---|---|
| めまい・耳鳴り・難聴 | + | − | − |
| 眼振 | + | − | + |
| 深部感覚障害 | − | + | − |
| Romberg試験 | 陽性になりうる | 陽性 | 陰性 |
| 構音障害 | − | − | + |
Romberg試験は「閉眼で悪化=視覚で代償していた」ことをみる。
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