第53回 理学療法士国家試験 午前 第48問
神経内科学第53回午前
脳卒中後の在宅高齢者について、ICFにおける活動の評価に最も関連する情報はどれか。
1. 住環境
2. 家族関係
3. 認知機能
4. 外出時の交通手段
5. 活用可能なインフォーマルサービスの有無
- 1. 住環境
- 2. 家族関係
- 3. 認知機能
- 4. 外出時の交通手段 ✓
- 5. 活用可能なインフォーマルサービスの有無
正答:4番
解説
■ 正答:4番 — 外出時の交通手段
ICFの「活動」レベルの評価では、実際に本人が遂行できる具体的な行動や動作を把握することが重要です。外出時の交通手段は、移動能力という活動機能そのものに直結する情報であり、在宅高齢者の日常生活活動の実現可能性を最も直接的に反映しています。
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【各選択肢の解説】
1. 住環境
❌ 誤り。住環境は活動を実現するための背景となる「環境因子」に分類され、活動レベル自体ではありません。
2. 家族関係
❌ 誤り。家族関係は「個人因子」や環境因子の人的要素に分類されており、活動機能の評価対象ではありません。
3. 認知機能
❌ 誤り。認知機能は「心身機能」レベルの評価項目であり、活動レベルではありません。
4. 外出時の交通手段
✅ 正しい。移動という基本的な活動能力を評価する情報であり、ICFの活動レベルに該当します。
5. 活用可能なインフォーマルサービスの有無
❌ 誤り。これは「環境因子」に分類される支援資源情報であり、活動機能評価そのものではありません。
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【試験対策ポイント】
• ICFの3階層:心身機能 → 活動 → 参加
• 活動評価は「実際に行える動作・行動」に焦点
• 環境因子や個人因子との区別を明確にすること