PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第53回 理学療法士国家試験 午前 第67問

生理学第53回午前

第53回 理学療法士国家試験 午前 第67問(生理学)の正答は 1 です。副甲状腺ホルモン(PTH)は血中カルシウムを上げ、血中リンを下げるホルモンである。

問題
副甲状腺ホルモンで正しいのはどれか。
  1. 1. 骨吸収を促進する。 ✓
  2. 2. 好酸性細胞で分泌される。
  3. 3. リンの再吸収を促進する。
  4. 4. 重炭酸イオンの再吸収を促進する。
  5. 5. 遠位尿細管でのカルシウム再吸収を抑制する。

正答:1番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 36.4%難問

33人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 骨吸収を促進する。

副甲状腺ホルモン(PTH)は血中カルシウムを上げ、血中リンを下げるホルモンである。骨・腎臓・(ビタミンDを介して)腸管に働く。腎臓での作用の向き(再吸収の促進か抑制か)の入れ替えを見分けさせる。


【各選択肢の解説】

1. 骨吸収を促進する。
✅ 正しい。PTHは骨芽細胞に働いて破骨細胞の形成・活性化を促し、骨からカルシウムを血中に動員して血中カルシウムを上げる。
2. 好酸性細胞で分泌される。
❌ 誤り。副甲状腺の好酸性細胞はPTHの分泌細胞とはされていない。正しくはPTHは副甲状腺の主細胞から分泌される。
3. リンの再吸収を促進する。
❌ 誤り。再吸収を促進すると血中リンが上がり、PTHの作用と逆になる。正しくはPTHは近位尿細管でのリン再吸収を抑制し、尿中へのリン排泄を増やす。
4. 重炭酸イオンの再吸収を促進する。
❌ 誤り。PTHは近位尿細管での重炭酸イオンの再吸収を促進しない。正しくは重炭酸イオンの再吸収を抑制する。
5. 遠位尿細管でのカルシウム再吸収を抑制する。
❌ 誤り。抑制すると血中カルシウムが下がり、PTHの作用と逆になる。正しくはPTHは遠位尿細管でのカルシウム再吸収を促進する。

【試験対策ポイント】

PTHカルシトニン
分泌細胞副甲状腺の主細胞甲状腺の傍濾胞細胞(C細胞)
血中カルシウム上げる下げる
骨骨吸収促進骨吸収抑制
腎臓カルシウム再吸収↑・リン再吸収↓—
その他活性型ビタミンDの産生促進→腸管のカルシウム吸収↑—
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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