第53回 理学療法士国家試験 午前 第71問
解剖学第53回午前
第53回 理学療法士国家試験 午前 第71問(解剖学)の正答は 2 です。肩甲骨の下方回旋は関節窩が下を向く回旋で、小胸筋・菱形筋・肩甲挙筋が働く。
問題
肩甲骨の下方回旋に作用する筋はどれか。
- 1. 前鋸筋
- 2. 小胸筋 ✓
- 3. 小円筋
- 4. 棘下筋
- 5. 鎖骨下筋
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 49.2%難問
59人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 小胸筋
肩甲骨の下方回旋は関節窩が下を向く回旋で、小胸筋・菱形筋・肩甲挙筋が働く。腱板の筋は肩甲上腕関節を動かす筋で、肩甲骨そのものは回旋させない。
【各選択肢の解説】
1. 前鋸筋
❌ 誤り。前鋸筋は肋骨から起こり肩甲骨の内側縁に付き、肩甲骨を前外方へ引く。正しくは肩甲骨の外転と上方回旋に作用し、僧帽筋とともに上方回旋を担う。
❌ 誤り。前鋸筋は肋骨から起こり肩甲骨の内側縁に付き、肩甲骨を前外方へ引く。正しくは肩甲骨の外転と上方回旋に作用し、僧帽筋とともに上方回旋を担う。
2. 小胸筋
✅ 正しい。第3〜5肋骨から起こり烏口突起に付く。烏口突起を前下方へ引くことで関節窩が下を向き、肩甲骨は下方回旋・下制・前傾する。
✅ 正しい。第3〜5肋骨から起こり烏口突起に付く。烏口突起を前下方へ引くことで関節窩が下を向き、肩甲骨は下方回旋・下制・前傾する。
3. 小円筋
❌ 誤り。小円筋は肩甲骨から上腕骨大結節に付く腱板の筋で、肩甲骨を回旋させる筋ではない。正しくは肩関節の外旋に作用する。
❌ 誤り。小円筋は肩甲骨から上腕骨大結節に付く腱板の筋で、肩甲骨を回旋させる筋ではない。正しくは肩関節の外旋に作用する。
4. 棘下筋
❌ 誤り。棘下筋も肩甲骨から上腕骨大結節に付く腱板の筋で、肩甲骨を回旋させる筋ではない。正しくは肩関節の外旋に作用する。
❌ 誤り。棘下筋も肩甲骨から上腕骨大結節に付く腱板の筋で、肩甲骨を回旋させる筋ではない。正しくは肩関節の外旋に作用する。
5. 鎖骨下筋
❌ 誤り。鎖骨下筋は第1肋骨から鎖骨の下面に付き、肩甲骨には付かない。正しくは鎖骨を下内方へ引き、胸鎖関節を安定させる。
❌ 誤り。鎖骨下筋は第1肋骨から鎖骨の下面に付き、肩甲骨には付かない。正しくは鎖骨を下内方へ引き、胸鎖関節を安定させる。
【試験対策ポイント】
| 肩甲骨の運動 | 作用する筋 |
|---|---|
| 上方回旋 | 僧帽筋(上部・下部)・前鋸筋 |
| 下方回旋 | 小胸筋・菱形筋・肩甲挙筋 |
腱板(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)は肩関節の筋で、肩甲骨の回旋筋ではない。
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