第53回 理学療法士国家試験 午前 第78問
病理学概論第53回午前
第53回 理学療法士国家試験 午前 第78問(病理学概論)の正答は 1 です。NSAIDsはシクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害してプロスタグランジンを減らす薬である。
問題
非ステロイド性抗炎症薬〈NSAIDs〉の副作用として正しいのはどれか。
- 1. 胃潰瘍 ✓
- 2. 低血糖
- 3. 多幸感
- 4. 骨粗鬆症
- 5. 中心性肥満
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 61%標準
41人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 胃潰瘍
NSAIDsはシクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害してプロスタグランジンを減らす薬である。プロスタグランジンは胃粘膜を守っているため、胃潰瘍が代表的な副作用になる。ほかの肢はステロイドなど別の薬の副作用である。
【各選択肢の解説】
1. 胃潰瘍
✅ 正しい。プロスタグランジンは胃粘液の分泌や粘膜の血流を保ち胃粘膜を守っている。NSAIDsでこれが減るため、胃潰瘍や消化管出血が起こりやすくなる。
✅ 正しい。プロスタグランジンは胃粘液の分泌や粘膜の血流を保ち胃粘膜を守っている。NSAIDsでこれが減るため、胃潰瘍や消化管出血が起こりやすくなる。
2. 低血糖
❌ 誤り。低血糖はNSAIDsの代表的な副作用ではない。正しくは低血糖はインスリンやスルホニル尿素薬などの血糖降下薬の代表的な副作用である。
❌ 誤り。低血糖はNSAIDsの代表的な副作用ではない。正しくは低血糖はインスリンやスルホニル尿素薬などの血糖降下薬の代表的な副作用である。
3. 多幸感
❌ 誤り。多幸感はNSAIDsの代表的な副作用ではない。正しくは多幸感は副腎皮質ステロイドの精神症状や、オピオイド(麻薬性鎮痛薬)でみられる。
❌ 誤り。多幸感はNSAIDsの代表的な副作用ではない。正しくは多幸感は副腎皮質ステロイドの精神症状や、オピオイド(麻薬性鎮痛薬)でみられる。
4. 骨粗鬆症
❌ 誤り。骨粗鬆症はNSAIDsの代表的な副作用ではない。正しくは副腎皮質ステロイドの長期使用で骨形成が抑えられて起こる(ステロイド性骨粗鬆症)。
❌ 誤り。骨粗鬆症はNSAIDsの代表的な副作用ではない。正しくは副腎皮質ステロイドの長期使用で骨形成が抑えられて起こる(ステロイド性骨粗鬆症)。
5. 中心性肥満
❌ 誤り。中心性肥満はNSAIDsの副作用ではない。正しくは副腎皮質ステロイドによるCushing症候群様の副作用で、満月様顔貌を伴う。
❌ 誤り。中心性肥満はNSAIDsの副作用ではない。正しくは副腎皮質ステロイドによるCushing症候群様の副作用で、満月様顔貌を伴う。
【試験対策ポイント】
| 薬 | 代表的な副作用 |
|---|---|
| NSAIDs | 胃潰瘍・消化管出血、腎障害、アスピリン喘息 |
| 副腎皮質ステロイド | 骨粗鬆症、中心性肥満・満月様顔貌、高血糖、易感染、多幸感などの精神症状 |
| 血糖降下薬 | 低血糖 |
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