第53回 理学療法士国家試験 午前 第79問
臨床心理学第53回午前
第53回 理学療法士国家試験 午前 第79問(臨床心理学)の正答は 5 です。受け入れられない欲求を抑え、それと正反対の態度や行動を強く示すことで心の平衡を保つのが反動形成である。
問題
欲求を満たせないときに、正反対の欲求を発展させ心的平衡を保とうとする防衛機制はどれか。
- 1. 抑圧
- 2. 否認
- 3. 行動化
- 4. 合理化
- 5. 反動形成 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 76.2%参考値
21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 反動形成
受け入れられない欲求を抑え、それと正反対の態度や行動を強く示すことで心の平衡を保つのが反動形成である。例として、嫌いな相手にかえって丁寧すぎる態度をとる。
【各選択肢の解説】
1. 抑圧
❌ 誤り。抑圧は正反対の欲求をつくるのではない。正しくは受け入れがたい欲求や記憶を意識から締め出し、無意識に押し込める機制である。
❌ 誤り。抑圧は正反対の欲求をつくるのではない。正しくは受け入れがたい欲求や記憶を意識から締め出し、無意識に押し込める機制である。
2. 否認
❌ 誤り。否認は欲求を逆向きに置き換えるのではない。正しくは受け入れがたい現実そのものを認めない機制である(重い病気の告知を信じないなど)。
❌ 誤り。否認は欲求を逆向きに置き換えるのではない。正しくは受け入れがたい現実そのものを認めない機制である(重い病気の告知を信じないなど)。
3. 行動化
❌ 誤り。行動化は正反対の欲求をつくるのではない。正しくは内面の葛藤や感情を言葉にせず、衝動的な行動として表してしまう機制である。
❌ 誤り。行動化は正反対の欲求をつくるのではない。正しくは内面の葛藤や感情を言葉にせず、衝動的な行動として表してしまう機制である。
4. 合理化
❌ 誤り。合理化は欲求の向きを変えるのではない。正しくは満たされなかった欲求や失敗に、もっともらしい理由をつけて自分を納得させる機制である(「すっぱい葡萄」)。
❌ 誤り。合理化は欲求の向きを変えるのではない。正しくは満たされなかった欲求や失敗に、もっともらしい理由をつけて自分を納得させる機制である(「すっぱい葡萄」)。
5. 反動形成
✅ 正しい。抑えた欲求が意識に上らないよう、逆の態度・欲求を強めて表に出す。設問の「正反対の欲求を発展させ心的平衡を保つ」に一致する。
✅ 正しい。抑えた欲求が意識に上らないよう、逆の態度・欲求を強めて表に出す。設問の「正反対の欲求を発展させ心的平衡を保つ」に一致する。
【試験対策ポイント】
| 防衛機制 | 内容 |
|---|---|
| 抑圧 | 無意識に押し込める |
| 否認 | 現実を認めない |
| 反動形成 | 正反対の態度をとる |
| 合理化 | もっともらしい理由で正当化する |
| 行動化 | 葛藤を衝動的な行動で表す |
| 昇華 | 社会的に認められる活動へ向け直す |
「正反対」とあれば反動形成。
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