第53回 理学療法士国家試験 午前 第99問
臨床心理学第53回午前
第53回 理学療法士国家試験 午前 第99問(臨床心理学)の正答は 3 です。自分の行動・体・感情が自分のものだという実感が失われる体験を離人症状という。
問題
「自分がやっていることなのに、自分がやっている感じがしない」と訴える患者の症状はどれか。
- 1. 恐怖症
- 2. 拒絶症
- 3. 離人症状 ✓
- 4. 心気症状
- 5. 感情鈍麻
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 100%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 離人症状
自分の行動・体・感情が自分のものだという実感が失われる体験を離人症状という。「自分がやっていることなのに、自分がやっている感じがしない」はその典型的な訴えである。
【各選択肢の解説】
1. 恐怖症
❌ 誤り。正しくは、恐怖症は高所・動物・人前など特定の対象や状況に強い恐怖を感じ、それを避ける状態である。
❌ 誤り。正しくは、恐怖症は高所・動物・人前など特定の対象や状況に強い恐怖を感じ、それを避ける状態である。
2. 拒絶症
❌ 誤り。正しくは、拒絶症は働きかけや指示に理由なく逆らう・応じない状態で、緊張病でみられる。
❌ 誤り。正しくは、拒絶症は働きかけや指示に理由なく逆らう・応じない状態で、緊張病でみられる。
3. 離人症状
✅ 正しい。自分が行為をしていることは分かっているのに、その実感が伴わない体験である。現実検討は保たれており、「自分がしている感じがしない」と自覚して訴える点が、他人に操られていると確信する作為体験(統合失調症)との違いである。
✅ 正しい。自分が行為をしていることは分かっているのに、その実感が伴わない体験である。現実検討は保たれており、「自分がしている感じがしない」と自覚して訴える点が、他人に操られていると確信する作為体験(統合失調症)との違いである。
4. 心気症状
❌ 誤り。正しくは、心気症状は検査で異常がなくても重い病気にかかっていると思い込み、こだわる状態である。
❌ 誤り。正しくは、心気症状は検査で異常がなくても重い病気にかかっていると思い込み、こだわる状態である。
5. 感情鈍麻
❌ 誤り。正しくは、感情鈍麻は喜怒哀楽の動きや表出が乏しくなる状態で、統合失調症の陰性症状などでみられる。
❌ 誤り。正しくは、感情鈍麻は喜怒哀楽の動きや表出が乏しくなる状態で、統合失調症の陰性症状などでみられる。
【試験対策ポイント】
| 症状 | 定義の要点 |
|---|---|
| 離人症状 | 自分の行為・体・感情の実感がない(「自分がしている感じがしない」) |
| 作為体験 | 他者に操られていると確信する(統合失調症) |
| 恐怖症 | 特定の対象・状況への強い恐怖と回避 |
| 拒絶症 | 働きかけに逆らう・応じない(緊張病) |
| 心気症状 | 重い病気だと思い込みこだわる |
| 感情鈍麻 | 感情の動きが乏しい |
離人症状と作為体験の見分けは「実感がない」か「操られている」か。
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