PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第53回 理学療法士国家試験 午後 第31問

理学療法評価学第53回午後

第53回 理学療法士国家試験 午後 第31問(理学療法評価学)の正答は 1 です。Heberden結節は、手指の遠位指節間関節(DIP関節)に生じる骨性の膨隆で、変形性指関節症(手の一次性OA)に伴う代表的所見です。

問題
Heberden結節の好発部位はどれか。
  1. 1. 遠位指節間関節
  2. 2. 遠位橈尺関節
  3. 3. 近位指節間関節
  4. 4. 近位橈尺関節
  5. 5. 中手指節関節

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 遠位指節間関節

Heberden結節は、手指の遠位指節間関節(DIP関節)に生じる骨性の膨隆で、変形性指関節症(手の一次性OA)に伴う代表的所見です。好発部位を問う頻出問題で、DIP=Heberdenが正答です。


【各選択肢の解説】

1. 遠位指節間関節
✅ 正しい。Heberden結節はDIP関節に生じます。中高年女性に多く、変形性指関節症の特徴的所見です。
2. 遠位橈尺関節
❌ 誤り。遠位橈尺関節は前腕の回内外に関わる関節で、Heberden結節の部位ではありません。
3. 近位指節間関節
❌ 誤り。近位指節間関節(PIP)に生じる同様の結節はBouchard結節と呼ばれ、Heberden結節と区別されます。
4. 近位橈尺関節
❌ 誤り。近位橈尺関節は肘の回内外に関わる関節で、本症の好発部位ではありません。
5. 中手指節関節
❌ 誤り。中手指節関節(MP)は関節リウマチで尺側偏位などが好発する部位で、Heberden結節の部位ではありません。

【試験対策ポイント】

混同必至の2結節をセットで覚える。Heberden結節=DIP(遠位)/Bouchard結節=PIP(近位)。語呂は「Heberden=H=端(はし)=遠位DIP」と関連づけると整理しやすい。いずれも変形性指関節症(OA)の所見で、関節リウマチ(MP・PIP中心、尺側偏位・スワンネック変形)との鑑別も問われる。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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