第53回 理学療法士国家試験 午後 第48問
人間発達学第53回午後
第53回 理学療法士国家試験 午後 第48問(人間発達学)の正答は 1 です。Shaker法(頭部挙上訓練)は、背臥位で肩を床につけたまま頭だけを持ち上げてつま先を見る運動である。
問題
摂食嚥下障害に対するShaker法について正しいのはどれか。
- 1. 喉頭挙上筋群の筋力増強を行う。 ✓
- 2. 食道入口部を閉鎖する。
- 3. 呼吸を数秒間止める。
- 4. 頭部を伸展する。
- 5. 端座位で行う。
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 37.5%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 喉頭挙上筋群の筋力増強を行う。
Shaker法(頭部挙上訓練)は、背臥位で肩を床につけたまま頭だけを持ち上げてつま先を見る運動である。舌骨上筋群など喉頭を前上方へ引き上げる筋を鍛え、嚥下時の喉頭挙上と食道入口部の開大を改善する。
【各選択肢の解説】
1. 喉頭挙上筋群の筋力増強を行う。
✅ 正しい。頭部を持ち上げている間、舌骨上筋群が働き続けるので、その筋力が上がる。喉頭がよく上がると食道入口部が引き開けられ、咽頭残留が減る。
✅ 正しい。頭部を持ち上げている間、舌骨上筋群が働き続けるので、その筋力が上がる。喉頭がよく上がると食道入口部が引き開けられ、咽頭残留が減る。
2. 食道入口部を閉鎖する。
❌ 誤り。目的は逆である。正しくは食道入口部(上部食道括約筋)の開大を改善する。
❌ 誤り。目的は逆である。正しくは食道入口部(上部食道括約筋)の開大を改善する。
3. 呼吸を数秒間止める。
❌ 誤り。息を止めて声門を閉じてから飲み込むのは息こらえ嚥下(声門閉鎖嚥下)である。正しくはShaker法では息を止めずに頭部挙上を行う。
❌ 誤り。息を止めて声門を閉じてから飲み込むのは息こらえ嚥下(声門閉鎖嚥下)である。正しくはShaker法では息を止めずに頭部挙上を行う。
4. 頭部を伸展する。
❌ 誤り。頭部は伸展でなく屈曲させて持ち上げ、つま先を見る。正しくは頭部屈曲・挙上である。
❌ 誤り。頭部は伸展でなく屈曲させて持ち上げ、つま先を見る。正しくは頭部屈曲・挙上である。
5. 端座位で行う。
❌ 誤り。端座位では頭部の重さが負荷にならない。正しくは背臥位で、頭部の重さを負荷にして行う。
❌ 誤り。端座位では頭部の重さが負荷にならない。正しくは背臥位で、頭部の重さを負荷にして行う。
【試験対策ポイント】
| 手技 | 方法 | 狙い |
|---|---|---|
| Shaker法 | 背臥位で頭部を挙上・保持と反復 | 舌骨上筋群強化→喉頭挙上・食道入口部開大 |
| 息こらえ嚥下 | 息を止めてから嚥下 | 声門閉鎖で誤嚥防止 |
| Mendelsohn手技 | 喉頭が上がった位置を随意に保つ | 喉頭挙上の持続・食道入口部開大の延長 |
Shaker法は「背臥位・頭部屈曲・喉頭挙上筋」の3点で覚える。
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