第53回 理学療法士国家試験 午後 第71問
運動学第53回午後
第53回 理学療法士国家試験 午後 第71問(運動学)の正答は 4 です。肩関節外転90度位での水平屈曲(水平内転)は、上腕を前方へ寄せる運動で、肩関節の前方を通る筋が働く。
問題
肩関節外転90度での水平屈曲に作用する筋はどれか。
- 1. 広背筋
- 2. 大円筋
- 3. 棘下筋
- 4. 烏口腕筋 ✓
- 5. 肩甲挙筋
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 65.2%参考値
23人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 烏口腕筋
肩関節外転90度位での水平屈曲(水平内転)は、上腕を前方へ寄せる運動で、肩関節の前方を通る筋が働く。烏口腕筋は肩甲骨の烏口突起から上腕骨内側に付き、肩関節の前を走るため水平屈曲に作用する。
【各選択肢の解説】
1. 広背筋
❌ 誤り。広背筋は肩関節の後方を走る。正しくは肩関節の伸展・内転・内旋に働き、水平面では水平伸展に作用する。
❌ 誤り。広背筋は肩関節の後方を走る。正しくは肩関節の伸展・内転・内旋に働き、水平面では水平伸展に作用する。
2. 大円筋
❌ 誤り。大円筋は肩甲骨下角の後面から起こり、肩関節の後方を走る。正しくは伸展・内転・内旋に働き、水平面では水平伸展側に作用する。
❌ 誤り。大円筋は肩甲骨下角の後面から起こり、肩関節の後方を走る。正しくは伸展・内転・内旋に働き、水平面では水平伸展側に作用する。
3. 棘下筋
❌ 誤り。棘下筋は肩甲骨後面(棘下窩)から起こり、肩関節の後方を走る。正しくは外旋の主動作筋で、水平伸展に作用する。
❌ 誤り。棘下筋は肩甲骨後面(棘下窩)から起こり、肩関節の後方を走る。正しくは外旋の主動作筋で、水平伸展に作用する。
4. 烏口腕筋
✅ 正しい。烏口突起から上腕骨中部内側に付き、肩関節の屈曲・内転に働く。外転位では上腕を前方へ引き寄せる水平屈曲に作用する。
✅ 正しい。烏口突起から上腕骨中部内側に付き、肩関節の屈曲・内転に働く。外転位では上腕を前方へ引き寄せる水平屈曲に作用する。
5. 肩甲挙筋
❌ 誤り。肩甲挙筋は頸椎と肩甲骨上角を結び、上腕骨には付かない。正しくは肩甲骨の挙上(と下方回旋)に働く。
❌ 誤り。肩甲挙筋は頸椎と肩甲骨上角を結び、上腕骨には付かない。正しくは肩甲骨の挙上(と下方回旋)に働く。
【試験対策ポイント】
| 運動 | 主な筋 |
|---|---|
| 水平屈曲 | 大胸筋・三角筋前部・烏口腕筋 |
| 水平伸展 | 三角筋後部・棘下筋・小円筋・広背筋・大円筋 |
肩関節の前を通るか後ろを通るかで水平面の作用が決まる。上腕骨に付かない肩甲帯の筋(肩甲挙筋・菱形筋など)は肩関節の運動には直接作用しない。
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