第53回 理学療法士国家試験 午後 第75問
病理学概論第53回午後
第53回 理学療法士国家試験 午後 第75問(病理学概論)の正答は 2 です。悪性腫瘍細胞は、もとの正常細胞の形や機能からかけ離れている(分化度が低い・異型性が強い)。
問題
正常細胞と比較したときの悪性腫瘍細胞の特徴はどれか。
- 1. 増殖が遅い。
- 2. 分化の程度は低い。 ✓
- 3. 染色体異常は少ない。
- 4. 核分裂の頻度は少ない。
- 5. 核/細胞質比は小さい。
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 39.1%難問
46人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 分化の程度は低い。
悪性腫瘍細胞は、もとの正常細胞の形や機能からかけ離れている(分化度が低い・異型性が強い)。遺伝子の異常が積み重なって増殖の歯止めが失われた細胞なので、増殖が速く、核分裂が多く、染色体異常も多くなる。
【各選択肢の解説】
1. 増殖が遅い。
❌ 誤り。悪性腫瘍細胞は増殖の調節を受けにくくなっている。正しくは増殖が速い。
❌ 誤り。悪性腫瘍細胞は増殖の調節を受けにくくなっている。正しくは増殖が速い。
2. 分化の程度は低い。
✅ 正しい。悪性腫瘍細胞は由来組織の特徴を失いやすく、分化度が低い(未分化)ほど悪性度が高い傾向にある。
✅ 正しい。悪性腫瘍細胞は由来組織の特徴を失いやすく、分化度が低い(未分化)ほど悪性度が高い傾向にある。
3. 染色体異常は少ない。
❌ 誤り。悪性腫瘍細胞は遺伝子・染色体の不安定性をもつ。正しくは染色体異常(数の異常・構造の異常)が多い。
❌ 誤り。悪性腫瘍細胞は遺伝子・染色体の不安定性をもつ。正しくは染色体異常(数の異常・構造の異常)が多い。
4. 核分裂の頻度は少ない。
❌ 誤り。増殖が盛んなため分裂する細胞が多い。正しくは核分裂像が多く、異常な核分裂像もみられる。
❌ 誤り。増殖が盛んなため分裂する細胞が多い。正しくは核分裂像が多く、異常な核分裂像もみられる。
5. 核/細胞質比は小さい。
❌ 誤り。悪性腫瘍細胞は核が大きくなる。正しくは核/細胞質比(N/C比)は大きい。
❌ 誤り。悪性腫瘍細胞は核が大きくなる。正しくは核/細胞質比(N/C比)は大きい。
【試験対策ポイント】
| 良性腫瘍 | 悪性腫瘍 | |
|---|---|---|
| 分化度 | 高い | 低い |
| 増殖速度 | 遅い | 速い |
| 発育形式 | 膨張性 | 浸潤性 |
| 核分裂像 | 少ない | 多い |
| N/C比 | 小さい | 大きい |
| 転移 | しない | する |
悪性=「速い・多い・大きい・分化が低い」でそろえて覚える。
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