第53回 理学療法士国家試験 午後 第84問
生理学第53回午後
第53回 理学療法士国家試験 午後 第84問(生理学)の正答は 3 です。廃用症候群(安静・不動による全身の機能低下)では、多くの機能が「低下」する中で、安静時心拍数は増加する。
問題
廃用症候群によって低下しないのはどれか。
- 1. 筋力
- 2. 肺活量
- 3. 心拍数 ✓
- 4. 身体活動性
- 5. 胃腸管運動
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 42.6%難問
47人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 心拍数
廃用症候群(安静・不動による全身の機能低下)では、多くの機能が「低下」する中で、安静時心拍数は増加する。臥床で循環血液量が減り1回拍出量が落ちるため、心拍数を上げて心拍出量を補うからである。
【各選択肢の解説】
1. 筋力
❌ 誤り。廃用で低下する。正しくは、不動による筋萎縮で筋力は低下する。
❌ 誤り。廃用で低下する。正しくは、不動による筋萎縮で筋力は低下する。
2. 肺活量
❌ 誤り。廃用で低下する。正しくは、臥床による呼吸筋の筋力低下や胸郭の可動性低下で肺活量は低下する。
❌ 誤り。廃用で低下する。正しくは、臥床による呼吸筋の筋力低下や胸郭の可動性低下で肺活量は低下する。
3. 心拍数
✅ 正しい(=正答)。安静臥床で循環血液量と1回拍出量が減るため、安静時心拍数はむしろ増加し、低下しない。
✅ 正しい(=正答)。安静臥床で循環血液量と1回拍出量が減るため、安静時心拍数はむしろ増加し、低下しない。
4. 身体活動性
❌ 誤り。廃用で低下する。正しくは、活動量の減少そのものが廃用の出発点であり、身体活動性は低下する。
❌ 誤り。廃用で低下する。正しくは、活動量の減少そのものが廃用の出発点であり、身体活動性は低下する。
5. 胃腸管運動
❌ 誤り。廃用で低下する。正しくは、臥床・活動低下で消化管運動は低下し、便秘や食欲低下をきたす。
❌ 誤り。廃用で低下する。正しくは、臥床・活動低下で消化管運動は低下し、便秘や食欲低下をきたす。
【試験対策ポイント】
| 廃用で増える・起こる | 廃用で減る |
|---|---|
| 安静時心拍数 | 筋力・筋量 |
| 起立性低血圧 | 1回拍出量・循環血液量 |
| 尿中カルシウム排泄(骨量減少) | 最大酸素摂取量 |
| 深部静脈血栓・褥瘡 | 肺活量・消化管運動 |
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