PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第53回 理学療法士国家試験 午後 第97問

臨床心理学第53回午後

第53回 理学療法士国家試験 午後 第97問(臨床心理学)の正答は 2 です。ナルコレプシーは日中の耐えがたい眠気を主症状とし、笑い・驚き・喜びなど強い情動をきっかけに急に全身や顔・膝の力が抜ける情動脱力発作(カタプレキシー)を伴う。

問題
驚きなどの情動によって脱力発作が誘発されるのはどれか。
  1. 1. 睡眠時驚愕症
  2. 2. ナルコレプシー ✓
  3. 3. むずむず脚症候群
  4. 4. レム睡眠行動障害
  5. 5. 睡眠時無呼吸症候群

正答:2番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 75%参考値

20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — ナルコレプシー

ナルコレプシーは日中の耐えがたい眠気を主症状とし、笑い・驚き・喜びなど強い情動をきっかけに急に全身や顔・膝の力が抜ける情動脱力発作(カタプレキシー)を伴う。


【各選択肢の解説】

1. 睡眠時驚愕症
❌ 誤り。情動脱力発作はない。正しくは、深いノンレム睡眠中に突然叫び声をあげて起き上がるなどの恐怖反応を示し、本人は翌朝覚えていないことが多い小児に多い睡眠障害である。
2. ナルコレプシー
✅ 正しい(=正答)。覚醒を保つオレキシン(ヒポクレチン)神経の働きが失われ、覚醒中にレム睡眠時の筋緊張消失が情動をきっかけに入り込むため、意識は保たれたまま脱力が起こる。
3. むずむず脚症候群
❌ 誤り。脱力発作はない。正しくは、夕方〜夜の安静時に脚の不快な感覚と動かしたい衝動が起こり、動かすと軽くなる睡眠関連の運動障害である。
4. レム睡眠行動障害
❌ 誤り。脱力発作はない。正しくは、レム睡眠中に本来起こる筋緊張の消失が失われ、夢の内容に合わせて叫ぶ・手足を動かすなどの異常行動が起こる障害である。
5. 睡眠時無呼吸症候群
❌ 誤り。情動による脱力はない。正しくは、睡眠中の無呼吸・低呼吸といびき、それによる日中の眠気が主症状である。

【試験対策ポイント】

ナルコレプシーの4症状

  • 日中の過度の眠気(睡眠発作)
  • 情動脱力発作(カタプレキシー)
  • 入眠時幻覚
  • 睡眠麻痺(金縛り)
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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