第54回 理学療法士国家試験 午前 第16問
理学療法評価学第54回午前
第54回 理学療法士国家試験 午前 第16問(理学療法評価学)の正答は 1・5 です。図の損傷部位は外側神経束。
問題
42歳の男性。スキーの滑走中に転倒し、腕神経叢の図に示す部位を損傷した。前腕外側(橈側)と手の掌側の母指から環指に感覚鈍麻がある。筋力低下をきたす筋はどれか。2つ選べ。
- 1. 円回内筋 ✓
- 2. 三角筋
- 3. 小指外転筋
- 4. 上腕三頭筋
- 5. 上腕二頭筋 ✓
正答:1・5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 27.8%難問
36人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1・5番 — 円回内筋・上腕二頭筋
図の損傷部位は外側神経束。外側神経束からは筋皮神経と正中神経の外側根が出る。前腕外側の感覚は筋皮神経(外側前腕皮神経)、手掌側の母指〜環指の感覚は正中神経の領域で、症状と一致する。
【各選択肢の解説】
1. 円回内筋
✅ 正しい。円回内筋は正中神経の支配で、正中神経の線維の一部は外側神経束を通る。外側神経束の損傷で正中神経の働きが落ち、筋力が低下する。
✅ 正しい。円回内筋は正中神経の支配で、正中神経の線維の一部は外側神経束を通る。外側神経束の損傷で正中神経の働きが落ち、筋力が低下する。
2. 三角筋
❌ 誤り。三角筋は腋窩神経の支配で、外側神経束を通らない。正しくは腋窩神経は後神経束から出る。
❌ 誤り。三角筋は腋窩神経の支配で、外側神経束を通らない。正しくは腋窩神経は後神経束から出る。
3. 小指外転筋
❌ 誤り。小指外転筋は尺骨神経の支配で、外側神経束を通らない。正しくは尺骨神経は内側神経束から出る。
❌ 誤り。小指外転筋は尺骨神経の支配で、外側神経束を通らない。正しくは尺骨神経は内側神経束から出る。
4. 上腕三頭筋
❌ 誤り。上腕三頭筋は橈骨神経の支配で、外側神経束を通らない。正しくは橈骨神経は後神経束から出る。
❌ 誤り。上腕三頭筋は橈骨神経の支配で、外側神経束を通らない。正しくは橈骨神経は後神経束から出る。
5. 上腕二頭筋
✅ 正しい。上腕二頭筋は筋皮神経の支配で、筋皮神経は外側神経束から出る。外側神経束の損傷で直接働きが落ちる。
✅ 正しい。上腕二頭筋は筋皮神経の支配で、筋皮神経は外側神経束から出る。外側神経束の損傷で直接働きが落ちる。
【試験対策ポイント】
| 神経束 | 出る神経 | 主な支配筋の例 |
|---|---|---|
| 外側神経束 | 筋皮神経・正中神経(外側根) | 上腕二頭筋・円回内筋 |
| 内側神経束 | 尺骨神経・正中神経(内側根) | 小指外転筋 |
| 後神経束 | 腋窩神経・橈骨神経 | 三角筋・上腕三頭筋 |
感覚障害の分布(前腕外側+母指〜環指掌側)から、筋皮神経と正中神経の両方=外側神経束と逆にたどる。
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