第54回 理学療法士国家試験 午前 第18問
理学療法評価学第54回午前
第54回 理学療法士国家試験 午前 第18問(理学療法評価学)の正答は 3・5 です。図は平らな台の上での腹臥位である。
問題
図に示す排痰体位に対応する肺区域で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 肺尖区(S¹)
- 2. 後上葉区(S²)
- 3. 上-下葉区(S⁶) ✓
- 4. 前肺底区(S⁸)
- 5. 後肺底区(S¹⁰) ✓
正答:3・5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 37.8%難問
37人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3・5番 — 上-下葉区(S⁶)・後肺底区(S¹⁰)
図は平らな台の上での腹臥位である。腹臥位では背側にある区域が上になり、上-下葉区(S⁶)と後肺底区(S¹⁰)の痰が中枢の気管支へ流れやすい。
【各選択肢の解説】
1. 肺尖区(S¹)
❌ 誤り。肺尖区は肺の最上部にあり、腹臥位で上になる区域ではない。正しくは、肺尖区は上体を起こした体位(座位など)で排痰する。頭低位をとらない修正排痰体位では背臥位に含める資料もあり、文献により扱いが分かれる。
❌ 誤り。肺尖区は肺の最上部にあり、腹臥位で上になる区域ではない。正しくは、肺尖区は上体を起こした体位(座位など)で排痰する。頭低位をとらない修正排痰体位では背臥位に含める資料もあり、文献により扱いが分かれる。
2. 後上葉区(S²)
❌ 誤り。後上葉区は上葉の背側上部にあり、平らな腹臥位では対応しない。正しくは後上葉区は側臥位から前方へ45°傾けた体位で排痰する。
❌ 誤り。後上葉区は上葉の背側上部にあり、平らな腹臥位では対応しない。正しくは後上葉区は側臥位から前方へ45°傾けた体位で排痰する。
3. 上-下葉区(S⁶)
✅ 正しい。下葉の上部背側にある区域で、腹臥位で上になる。区域気管支が背側へ向かうので、腹臥位で痰が中枢へ流れる。
✅ 正しい。下葉の上部背側にある区域で、腹臥位で上になる。区域気管支が背側へ向かうので、腹臥位で痰が中枢へ流れる。
4. 前肺底区(S⁸)
❌ 誤り。前肺底区は下葉の前(腹側)にあり、腹臥位では下になる。正しくは前肺底区は背臥位で排痰する。
❌ 誤り。前肺底区は下葉の前(腹側)にあり、腹臥位では下になる。正しくは前肺底区は背臥位で排痰する。
5. 後肺底区(S¹⁰)
✅ 正しい。下葉の最も背側下部にある区域で、腹臥位で上になる。腹臥位で痰が中枢へ流れやすい。
✅ 正しい。下葉の最も背側下部にある区域で、腹臥位で上になる。腹臥位で痰が中枢へ流れやすい。
【試験対策ポイント】
| 体位 | 主な区域 |
|---|---|
| 背臥位 | 前上葉区(S³)・前肺底区(S⁸) |
| 腹臥位 | 上-下葉区(S⁶)・後肺底区(S¹⁰) |
| 前方へ45°傾けた側臥位 | 後上葉区(S²)・S⁶・S¹⁰ |
| 後方へ45°傾けた側臥位 | 中葉・舌区(S⁴・S⁵) |
| 側臥位 | 外側肺底区(S⁹) |
排痰したい区域を上にする体位をとる。背側の区域は腹臥位、腹側の区域は背臥位。
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