第54回 理学療法士国家試験 午前 第27問
理学療法評価学第54回午前
第54回 理学療法士国家試験 午前 第27問(理学療法評価学)の正答は 4 です。治療で改善しうる認知症(treatable dementia)の原因を知っているかを問う。
問題
認知症の原因になりにくい疾患はどれか。
- 1. 葉酸欠乏症
- 2. 正常圧水頭症
- 3. 慢性硬膜下血腫
- 4. 甲状腺機能亢進症 ✓
- 5. ビタミンB12欠乏症
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 35.3%参考値
17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 甲状腺機能亢進症
治療で改善しうる認知症(treatable dementia)の原因を知っているかを問う。甲状腺で認知症の原因として挙がるのは機能「低下」症であり、機能亢進症と取り違えさせるのがひっかけである。
【各選択肢の解説】
1. 葉酸欠乏症
❌ 原因になりにくいとはいえない。正しくは、葉酸欠乏は認知機能低下の原因になり、補充で改善しうる。
❌ 原因になりにくいとはいえない。正しくは、葉酸欠乏は認知機能低下の原因になり、補充で改善しうる。
2. 正常圧水頭症
❌ 原因になりにくいとはいえない。正しくは、認知障害・歩行障害・尿失禁を示す認知症の原因で、髄液シャント術で改善しうる。
❌ 原因になりにくいとはいえない。正しくは、認知障害・歩行障害・尿失禁を示す認知症の原因で、髄液シャント術で改善しうる。
3. 慢性硬膜下血腫
❌ 原因になりにくいとはいえない。正しくは、高齢者で軽い頭部外傷の数週〜数か月後に認知機能低下を起こし、血腫の除去(穿頭術)で改善しうる。
❌ 原因になりにくいとはいえない。正しくは、高齢者で軽い頭部外傷の数週〜数か月後に認知機能低下を起こし、血腫の除去(穿頭術)で改善しうる。
4. 甲状腺機能亢進症
✅ 原因になりにくい(=正答)。甲状腺ホルモンが過剰になると、動悸・頻脈・体重減少・振戦・いらいら・不眠などが前面に出る。認知症の原因として挙がるのは、精神活動が鈍くなる甲状腺機能低下症のほうである。
✅ 原因になりにくい(=正答)。甲状腺ホルモンが過剰になると、動悸・頻脈・体重減少・振戦・いらいら・不眠などが前面に出る。認知症の原因として挙がるのは、精神活動が鈍くなる甲状腺機能低下症のほうである。
5. ビタミンB12欠乏症
❌ 原因になりにくいとはいえない。正しくは、ビタミンB12欠乏は認知機能低下や亜急性連合性脊髄変性症の原因になり、補充で改善しうる。
❌ 原因になりにくいとはいえない。正しくは、ビタミンB12欠乏は認知機能低下や亜急性連合性脊髄変性症の原因になり、補充で改善しうる。
【試験対策ポイント】
治療で改善しうる認知症の主な原因:
- 正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍
- 甲状腺機能低下症
- ビタミンB12欠乏、葉酸欠乏、ビタミンB1欠乏
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