PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第54回 理学療法士国家試験 午前 第33問

解剖学第54回午前

第54回 理学療法士国家試験 午前 第33問(解剖学)の正答は 5 です。Yergasonテストは肘屈曲位で前腕回外に抵抗を加え、結節間溝部の疼痛を誘発する検査で、上腕二頭筋長頭腱炎の評価に用いる。

問題
上腕二頭筋腱炎で陽性所見を呈する検査はどれか。
  1. 1. Adson テスト
  2. 2. Apley テスト
  3. 3. Finkelstein テスト
  4. 4. Kemp テスト
  5. 5. Yergason テスト

正答:5番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 41.7%参考値

12人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — Yergasonテスト

Yergasonテストは肘屈曲位で前腕回外に抵抗を加え、結節間溝部の疼痛を誘発する検査で、上腕二頭筋長頭腱炎の評価に用いる。


【各選択肢の解説】

1. Adsonテスト
❌ 誤り。頸部を伸展・患側回旋させ橈骨動脈拍動の減弱をみる胸郭出口症候群の検査。
2. Apleyテスト
❌ 誤り。腹臥位で膝を圧迫・牽引しながら回旋させ、半月板損傷(圧迫)・靱帯損傷(牽引)を評価する検査。
3. Finkelsteinテスト
❌ 誤り。母指を握り込み尺屈させ疼痛を誘発する、de Quervain病(狭窄性腱鞘炎)の検査。
4. Kempテスト
❌ 誤り。体幹を後側方へ伸展回旋させ下肢痛を誘発する、腰椎椎間関節・神経根障害の検査。
5. Yergasonテスト
✅ 正しい。前腕回外+肘屈曲に抵抗を加え結節間溝の痛みをみる、上腕二頭筋長頭腱炎の検査。

【試験対策ポイント】

整形外科テストは「陽性となる疾患」とセットで暗記する。Yergason/Speed=上腕二頭筋長頭腱炎Adson/Wright/Roos=胸郭出口症候群Apley=半月板・側副靱帯Finkelstein=de Quervain病Kemp=腰椎椎間関節。Yergasonは「回外抵抗で結節間溝痛」がキーワード。同じ二頭筋を診るSpeedテスト(肩屈曲抵抗)と併せて覚える。

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