第54回 理学療法士国家試験 午前 第43問
運動療法第54回午前
第54回 理学療法士国家試験 午前 第43問(運動療法)の正答は 3 です。腹圧性尿失禁は、咳・くしゃみ・重い物を持つなどで腹圧が上がったときに尿道を閉じる力が負けて漏れる。
問題
腹圧性尿失禁に対する筋力増強練習の対象で最も優先すべき筋群はどれか。
- 1. 腹筋群
- 2. 殿筋群
- 3. 骨盤底筋群 ✓
- 4. 脊柱起立筋群
- 5. 股関節外旋筋群
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 73.3%やさしい
30人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 骨盤底筋群
腹圧性尿失禁は、咳・くしゃみ・重い物を持つなどで腹圧が上がったときに尿道を閉じる力が負けて漏れる。尿道と膀胱頸部を下から支え、収縮で尿道を締めるのは骨盤底筋群なので、骨盤底筋訓練が第一に行う運動療法となる。
【各選択肢の解説】
1. 腹筋群
❌ 誤り。腹筋群の強い収縮は腹圧を高める側に働き、尿道を締める働きはもたない。正しくは、優先して鍛えるのは尿道を閉じる骨盤底筋群である。
❌ 誤り。腹筋群の強い収縮は腹圧を高める側に働き、尿道を締める働きはもたない。正しくは、優先して鍛えるのは尿道を閉じる骨盤底筋群である。
2. 殿筋群
❌ 誤り。殿筋群は股関節の運動と骨盤の安定に働き、尿道を直接閉じる筋ではない。正しくは、最優先は骨盤底筋群である。
❌ 誤り。殿筋群は股関節の運動と骨盤の安定に働き、尿道を直接閉じる筋ではない。正しくは、最優先は骨盤底筋群である。
3. 骨盤底筋群
✅ 正しい。肛門挙筋などの骨盤底筋群が尿道・膀胱頸部を支え、収縮で尿道を締める。この筋力を高めると腹圧上昇時にも尿道を閉じていられる。
✅ 正しい。肛門挙筋などの骨盤底筋群が尿道・膀胱頸部を支え、収縮で尿道を締める。この筋力を高めると腹圧上昇時にも尿道を閉じていられる。
4. 脊柱起立筋群
❌ 誤り。脊柱起立筋群は体幹の伸展・姿勢保持に働き、尿道の閉鎖には関わらない。正しくは、最優先は骨盤底筋群である。
❌ 誤り。脊柱起立筋群は体幹の伸展・姿勢保持に働き、尿道の閉鎖には関わらない。正しくは、最優先は骨盤底筋群である。
5. 股関節外旋筋群
❌ 誤り。股関節外旋筋群は股関節の外旋に働く筋で、尿道を閉じる主役ではない。正しくは、最優先は骨盤底筋群である。
❌ 誤り。股関節外旋筋群は股関節の外旋に働く筋で、尿道を閉じる主役ではない。正しくは、最優先は骨盤底筋群である。
【試験対策ポイント】
| 尿失禁の型 | 状態 | 主な対応 |
|---|---|---|
| 腹圧性 | 腹圧上昇時に漏れる(出産後・中高年女性に多い) | 骨盤底筋訓練 |
| 切迫性 | 強い尿意が急に来て間に合わない | 膀胱訓練・薬物療法 |
「腹圧性=骨盤底筋」を即答できるようにする。
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