第54回 理学療法士国家試験 午前 第65問
生理学第54回午前
第54回 理学療法士国家試験 午前 第65問(生理学)の正答は 2 です。心筋の活動電位の各相を担うイオンを問う問題である。
問題
心筋の再分極に最も影響するのはどれか。
- 1. Ca²⁺電流
- 2. K⁺電流 ✓
- 3. Na⁺電流
- 4. 細胞外電流
- 5. ペースメーカー電流
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 63.6%標準
33人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — K⁺電流
心筋の活動電位の各相を担うイオンを問う問題である。再分極は、K⁺が細胞外へ流れ出る外向き電流によって膜電位が静止電位へ戻る過程である。
【各選択肢の解説】
1. Ca²⁺電流
❌ 誤り。正しくは、Ca²⁺の流入はプラトー相(第2相)をつくり、再分極を遅らせる側に働く。
❌ 誤り。正しくは、Ca²⁺の流入はプラトー相(第2相)をつくり、再分極を遅らせる側に働く。
2. K⁺電流
✅ 正しい(=正答)。プラトー相の後、Ca²⁺の流入が減り外向きのK⁺電流が優位になることで膜電位が下がり、静止電位に戻る(第3相)。
✅ 正しい(=正答)。プラトー相の後、Ca²⁺の流入が減り外向きのK⁺電流が優位になることで膜電位が下がり、静止電位に戻る(第3相)。
3. Na⁺電流
❌ 誤り。正しくは、Na⁺の急速な流入は脱分極(第0相の立ち上がり)を担う。
❌ 誤り。正しくは、Na⁺の急速な流入は脱分極(第0相の立ち上がり)を担う。
4. 細胞外電流
❌ 誤り。細胞外電流はイオンの種類を指す名前ではなく、再分極を担う電流として挙げられるものではない。正しくは、再分極を担うのはK⁺の外向き電流である。
❌ 誤り。細胞外電流はイオンの種類を指す名前ではなく、再分極を担う電流として挙げられるものではない。正しくは、再分極を担うのはK⁺の外向き電流である。
5. ペースメーカー電流
❌ 誤り。正しくは、ペースメーカー電流(If)は洞房結節などで第4相のゆっくりした脱分極をつくり、自動能に関わる電流である。
❌ 誤り。正しくは、ペースメーカー電流(If)は洞房結節などで第4相のゆっくりした脱分極をつくり、自動能に関わる電流である。
【試験対策ポイント】
| 相 | 内容 | 主なイオン |
|---|---|---|
| 第0相 | 脱分極 | Na⁺流入 |
| 第1相 | 早期の再分極 | K⁺流出 |
| 第2相 | プラトー | Ca²⁺流入とK⁺流出がつり合う |
| 第3相 | 再分極 | K⁺流出 |
| 第4相 | 静止電位 | - |
プラトー相があるため心筋の不応期は長く、強縮が起こらない。
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