第54回 理学療法士国家試験 午前 第75問
病理学概論第54回午前
第54回 理学療法士国家試験 午前 第75問(病理学概論)の正答は 1 です。発癌に関わる病原体の組合せから、誤りを選ぶ問題である。
問題
病原体と腫瘍発生との組合せで誤っているのはどれか。
- 1. A型肝炎ウイルス ── 肝細胞癌 ✓
- 2. Epstein Barrウイルス ── Burkittリンパ腫
- 3. HTLV-I ── 成人T細胞白血病
- 4. ヒトパピローマウイルス ── 子宮頸癌
- 5. ヘリコバクター・ピロリ菌 ── 胃癌
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 27%難問
37人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — A型肝炎ウイルス ── 肝細胞癌
発癌に関わる病原体の組合せから、誤りを選ぶ問題である。肝細胞癌の原因となるのは慢性化するB型・C型肝炎ウイルスで、A型肝炎ウイルスは慢性化しない。
【各選択肢の解説】
1. A型肝炎ウイルス ── 肝細胞癌
❌ 誤り(=正答)。A型肝炎は経口感染で急性肝炎を起こすが慢性化せず、肝硬変や肝癌には進まない。正しくは、肝細胞癌と結びつくのはB型・C型肝炎ウイルスである。
❌ 誤り(=正答)。A型肝炎は経口感染で急性肝炎を起こすが慢性化せず、肝硬変や肝癌には進まない。正しくは、肝細胞癌と結びつくのはB型・C型肝炎ウイルスである。
2. Epstein Barrウイルス ── Burkittリンパ腫
✅ 正しい。EBウイルスはBリンパ球に感染し、Burkittリンパ腫や上咽頭癌の発生に関わる。
✅ 正しい。EBウイルスはBリンパ球に感染し、Burkittリンパ腫や上咽頭癌の発生に関わる。
3. HTLV-I ── 成人T細胞白血病
✅ 正しい。HTLV-IはT細胞に感染するレトロウイルスで、成人T細胞白血病/リンパ腫の原因となる。母乳を介した感染が主な経路である。
✅ 正しい。HTLV-IはT細胞に感染するレトロウイルスで、成人T細胞白血病/リンパ腫の原因となる。母乳を介した感染が主な経路である。
4. ヒトパピローマウイルス ── 子宮頸癌
✅ 正しい。16型・18型などのハイリスク型HPVの持続感染が、子宮頸癌の主な原因となる。
✅ 正しい。16型・18型などのハイリスク型HPVの持続感染が、子宮頸癌の主な原因となる。
5. ヘリコバクター・ピロリ菌 ── 胃癌
✅ 正しい。ピロリ菌の持続感染は慢性萎縮性胃炎を経て胃癌の発生に関わり、胃MALTリンパ腫の原因にもなる。
✅ 正しい。ピロリ菌の持続感染は慢性萎縮性胃炎を経て胃癌の発生に関わり、胃MALTリンパ腫の原因にもなる。
【試験対策ポイント】
| 病原体 | 関連する腫瘍 |
|---|---|
| B型・C型肝炎ウイルス | 肝細胞癌 |
| EBウイルス | Burkittリンパ腫・上咽頭癌 |
| HTLV-I | 成人T細胞白血病 |
| HPV | 子宮頸癌 |
| ピロリ菌 | 胃癌・胃MALTリンパ腫 |
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