PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第54回 理学療法士国家試験 午前 第77問

生理学第54回午前

第54回 理学療法士国家試験 午前 第77問(生理学)の正答は 3・4 です。肺気量分画の関係式を問う問題です。

問題
肺気量で正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 1秒率=1秒量÷%肺活量
  2. 2. 機能的残気量=予備吸気量+残気量
  3. 3. 最大吸気量=1回換気量+予備吸気量
  4. 4. 残気量=全肺気量-肺活量
  5. 5. 肺活量=予備吸気量+予備呼気量

正答:3・4番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 33.3%参考値

12人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番・4番 — 最大吸気量=1回換気量+予備吸気量/残気量=全肺気量-肺活量

肺気量分画の関係式を問う問題です。最大吸気量は安静呼気位から最大吸気までの量で「1回換気量+予備吸気量」、残気量は最大呼気後も肺に残る量で「全肺気量-肺活量」で表されます。


【各選択肢の解説】

1. 1秒率=1秒量÷%肺活量
❌ 誤り。1秒率(FEV1.0%)=1秒量÷努力性肺活量(FVC)×100です。%肺活量ではありません。
2. 機能的残気量=予備吸気量+残気量
❌ 誤り。機能的残気量=予備呼気量+残気量です。安静呼気位で肺に残る量を指します。
3. 最大吸気量=1回換気量+予備吸気量
✅ 正しい。安静呼気位から最大吸気までの量で、1回換気量に予備吸気量を加えたものです。
4. 残気量=全肺気量-肺活量
✅ 正しい。全肺気量から、最大吸気から最大呼気まで吐ける肺活量を引いた残りが残気量です。
5. 肺活量=予備吸気量+予備呼気量
❌ 誤り。肺活量=予備吸気量+1回換気量+予備呼気量です。1回換気量が抜けています。

【試験対策ポイント】

肺気量分画は図を描いて覚えるのが確実です。主要な関係式は次の通り。

  • 肺活量=予備吸気量+1回換気量+予備呼気量
  • 最大吸気量=1回換気量+予備吸気量
  • 機能的残気量=予備呼気量+残気量
  • 全肺気量=肺活量+残気量
  • 1秒率=1秒量÷努力性肺活量
「残気量・全肺気量を含む分画はスパイロメトリーで測れない」点も頻出です。

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✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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