PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第54回 理学療法士国家試験 午前 第96問

臨床心理学第54回午前

第54回 理学療法士国家試験 午前 第96問(臨床心理学)の正答は 3 です。思考障害は思考の速さ(形式の進み方)で疾患と結びつける。

問題
うつ病に起こりやすい思考障害はどれか。
  1. 1. 迂遠
  2. 2. 観念奔逸
  3. 3. 思考制止 ✓
  4. 4. 思考途絶
  5. 5. 滅裂思考

正答:3番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 50%参考値

24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 思考制止

思考障害は思考の速さ(形式の進み方)で疾患と結びつける。うつ病では考えが進まず、浮かびにくく、決められなくなる思考制止が起こる。躁病の観念奔逸とは逆向きである。


【各選択肢の解説】

1. 迂遠
❌ 誤り。迂遠は細部にこだわって回り道をし、なかなか要点に達しない思考である。正しくは、てんかん(性格変化)や知的障害・認知症でみられやすい。
2. 観念奔逸
❌ 誤り。観念奔逸は考えが次々に浮かび、話題が連想で飛んでいく状態で、うつ病とは逆の思考の促進である。正しくは、躁病(躁状態)に起こりやすい。
3. 思考制止
✅ 正しい(=正答)。うつ病では精神運動の抑制が思考にも及び、考えの進みが遅く、考えが浮かばない・まとまらない・決断できないという思考制止が起こる。本人も「頭が働かない」と自覚することが多い。
4. 思考途絶
❌ 誤り。思考途絶は考えの流れが突然止まり、話が途切れる状態である。正しくは、統合失調症に特徴的である。
5. 滅裂思考
❌ 誤り。滅裂思考は考えのつながり(連合)が失われ、話のまとまりがなくなる状態である。正しくは、統合失調症に特徴的である。

【試験対策ポイント】

思考障害内容起こりやすい疾患
思考制止進まない・遅いうつ病
観念奔逸次々浮かび話題が飛ぶ躁病
思考途絶突然止まる統合失調症
滅裂思考つながりが失われる統合失調症
迂遠回りくどいてんかん・認知症
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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