PTカコモン — 理学療法士国家試験 過去問・解説

第54回 理学療法士国家試験 午後 第3問

理学療法評価学第54回午後
20歳の男性。運動時に膝関節痛を訴える。実施した検査を図に示す。この検査はどれか。 1. 外反ストレステスト 2. 前方引き出しテスト 3. 内反ストレステスト 4. McMurrayテスト 5. Lachmanテスト
第54回午後第3問 図
  1. 1. 外反ストレステスト
  2. 2. 前方引き出しテスト
  3. 3. 内反ストレステスト
  4. 4. McMurrayテスト ✓
  5. 5. Lachmanテスト

正答:4番

解説
■ 正答:4番 — McMurrayテスト McMurrayテストは膝関節の半月板損傷を検査する方法で、膝を屈曲させた状態から伸展させながら内旋・外旋を加え、半月板の引っかかりやクリック音の有無を判定します。運動時膝関節痛を訴える患者の半月板損傷スクリーニングに最適な検査です。 --- 【各選択肢の解説】 1. 外反ストレステスト ❌ 誤り。膝関節の外側側副靭帯(LCL)損傷を評価する検査で、膝を伸展位で外反ストレスを加えます。 2. 前方引き出しテスト ❌ 誤り。膝関節の前十字靭帯(ACL)損傷を評価する検査で、膝屈曲位で脛骨を前方に引き出します。 3. 内反ストレステスト ❌ 誤り。膝関節の内側側副靭帯(MCL)損傷を評価する検査で、膝を伸展位で内反ストレスを加えます。 4. McMurrayテスト ✅ 正しい。半月板損傷特に後角損傷を検査する標準的な方法で、膝屈曲から伸展時のクリック音や引っかかり感を評価します。 5. Lachmanテスト ❌ 誤り。前十字靭帯損傷を評価する検査で、膝関節30°屈曲位での脛骨前方変位を判定します。 --- 【試験対策ポイント】 • McMurrayテスト:膝屈曲→伸展+内旋/外旋、半月板損傷スクリーニング • 半月板損傷:運動時痛、クリック音、catching sensation が典型症状 • 靭帯検査との鑑別:ストレステスト(側副靭帯)vs 引き出しテスト(十字靭帯)
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