PTカコモン — 理学療法士国家試験 過去問・解説

第54回 理学療法士国家試験 午後 第12問

理学療法評価学第54回午後
この患者において機能していると推測される筋はどれか。 1. 円回内筋 2. 深指屈筋 3. 上腕三頭筋 4. 長母指伸筋 5. 尺側手根伸筋
第54回午後第12問 図
  1. 1. 円回内筋 ✓
  2. 2. 深指屈筋
  3. 3. 上腕三頭筋
  4. 4. 長母指伸筋
  5. 5. 尺側手根伸筋

正答:1番

解説
※画像問題のため別冊図の確認が必要です ■ 正答:1番 — 円回内筋 患者の神経損傷パターンから、前骨間神経(AIN)障害が推測される場合、円回内筋は正中神経本幹の枝で保存されるため機能が温存される可能性が高いです。 --- 【各選択肢の解説】 1. 円回内筋 ✅ 正しい。正中神経本幹から分枝し、AIN障害でも機能が温存される。前腕回内の主動筋。 2. 深指屈筋 ❌ 誤り。前骨間神経(AIN)の支配を受け、AIN障害では機能喪失。特に示指・中指の屈曲障害が特徴。 3. 上腕三頭筋 ❌ 誤り。橈骨神経支配。設問の神経損傷パターンと無関係。肘伸展は保持される。 4. 長母指伸筋 ❌ 誤り。後骨間神経(AINより末梢)支配。AIN障害で機能喪失し、母指IP関節伸展不全となる。 5. 尺側手根伸筋 ❌ 誤り。後骨間神経支配。手根伸展時に尺屈が障害される。AIN障害では機能低下。 --- 【試験対策ポイント】 • 前骨間神経(AIN)障害:長母指屈筋・深指屈筋(示指)・円回内筋の支配 • 円回内筋は正中神経本幹枝のため、AIN障害でも機能温存される唯一の選択肢 • 後骨間神経障害との鑑別:伸筋群の障害パターンの違い
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