第54回 理学療法士国家試験 午後 第38問
運動療法第54回午後
第54回 理学療法士国家試験 午後 第38問(運動療法)の正答は 1 です。虚血性心疾患に対する運動療法(心臓リハビリテーション)は、運動耐容能を上げ、危険因子・自律神経・血液の性状を改善し、その結果として再入院や心事故を減らすことが示されている(日本循環器学会 心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン)。
問題
虚血性心疾患に対する運動療法の効果について適切なのはどれか。
- 1. 再入院頻度の低下 ✓
- 2. 収縮期血圧の上昇
- 3. 血小板凝集能の増加
- 4. 交感神経の緊張亢進
- 5. HDLコレステロールの低下
正答:1番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 62.9%標準
35人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 再入院頻度の低下
虚血性心疾患に対する運動療法(心臓リハビリテーション)は、運動耐容能を上げ、危険因子・自律神経・血液の性状を改善し、その結果として再入院や心事故を減らすことが示されている(日本循環器学会 心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン)。他の選択肢はすべて改善の向きが逆である。
【各選択肢の解説】
1. 再入院頻度の低下
✅ 正しい(=正答)。運動耐容能の向上で同じ動作の心負荷が下がり、危険因子の是正や生活習慣の改善が重なることで、心事故・再入院が減り生命予後も改善する。
✅ 正しい(=正答)。運動耐容能の向上で同じ動作の心負荷が下がり、危険因子の是正や生活習慣の改善が重なることで、心事故・再入院が減り生命予後も改善する。
2. 収縮期血圧の上昇
❌ 誤り。正しくは、継続的な運動療法で安静時の血圧は低下する。
❌ 誤り。正しくは、継続的な運動療法で安静時の血圧は低下する。
3. 血小板凝集能の増加
❌ 誤り。正しくは、血小板凝集能は低下し、線溶能が高まって血栓ができにくくなる。
❌ 誤り。正しくは、血小板凝集能は低下し、線溶能が高まって血栓ができにくくなる。
4. 交感神経の緊張亢進
❌ 誤り。正しくは、安静時の交感神経活動は低下し、副交感神経活動が高まる。安静時心拍数の低下につながる。
❌ 誤り。正しくは、安静時の交感神経活動は低下し、副交感神経活動が高まる。安静時心拍数の低下につながる。
5. HDLコレステロールの低下
❌ 誤り。正しくは、HDLコレステロールは上昇し、中性脂肪は低下する。
❌ 誤り。正しくは、HDLコレステロールは上昇し、中性脂肪は低下する。
【試験対策ポイント】
| 上がる | 下がる |
|---|---|
| 運動耐容能(最大酸素摂取量) | 安静時心拍数・安静時血圧 |
| HDLコレステロール | 中性脂肪 |
| 副交感神経活動 | 交感神経活動 |
| QOL | 血小板凝集能・再入院・死亡率 |
すべて「体によい向き」に動く。向きを逆にした選択肢を切ればよい。
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