第54回 理学療法士国家試験 午後 第44問
理学療法評価学第54回午後
第54回 理学療法士国家試験 午後 第44問(理学療法評価学)の正答は 5 です。多発性筋炎は近位筋優位の筋力低下を示す自己免疫性の炎症性筋疾患で、生命予後を大きく左右するのは間質性肺炎の合併である。
問題
多発性筋炎で正しいのはどれか。
- 1. 男性に多い。
- 2. 心筋は障害されない。
- 3. 高い室温では筋力が低下する。
- 4. 四肢の遠位筋優位に障害される。
- 5. 間質性肺炎を合併すると予後が悪い。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 50%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 間質性肺炎を合併すると予後が悪い。
多発性筋炎は近位筋優位の筋力低下を示す自己免疫性の炎症性筋疾患で、生命予後を大きく左右するのは間質性肺炎の合併である。
【各選択肢の解説】
1. 男性に多い。
❌ 誤り。正しくは女性に多い。
❌ 誤り。正しくは女性に多い。
2. 心筋は障害されない。
❌ 誤り。炎症は心筋にも及びうる。正しくは心筋炎・不整脈・心不全を合併することがある。
❌ 誤り。炎症は心筋にも及びうる。正しくは心筋炎・不整脈・心不全を合併することがある。
3. 高い室温では筋力が低下する。
❌ 誤り。多発性筋炎は温度で筋力が変わることは特徴ではない。正しくは、体温上昇で症状が一時的に悪化するのは多発性硬化症(Uhthoff現象)の特徴である。
❌ 誤り。多発性筋炎は温度で筋力が変わることは特徴ではない。正しくは、体温上昇で症状が一時的に悪化するのは多発性硬化症(Uhthoff現象)の特徴である。
4. 四肢の遠位筋優位に障害される。
❌ 誤り。正しくは近位筋優位(頸部屈筋・肩甲帯・骨盤帯)に障害され、立ち上がり・階段昇降・腕の挙上が難しくなる。
❌ 誤り。正しくは近位筋優位(頸部屈筋・肩甲帯・骨盤帯)に障害され、立ち上がり・階段昇降・腕の挙上が難しくなる。
5. 間質性肺炎を合併すると予後が悪い。
✅ 正しい。間質性肺炎は急速に進行して呼吸不全に至ることがあり、主要な死因の一つとなるため、合併例は予後不良である。
✅ 正しい。間質性肺炎は急速に進行して呼吸不全に至ることがあり、主要な死因の一つとなるため、合併例は予後不良である。
【試験対策ポイント】
- 多発性筋炎・皮膚筋炎=女性に多い・近位筋優位・血清CK上昇・嚥下障害
- 予後不良因子=間質性肺炎、皮膚筋炎では悪性腫瘍の合併にも注意
- 「暑さで悪化」=多発性硬化症(Uhthoff現象)と取り違えない
- 運動療法は炎症(CK)の推移をみながら低負荷から
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