第54回 理学療法士国家試験 午後 第58問
理学療法評価学第54回午後
第54回 理学療法士国家試験 午後 第58問(理学療法評価学)の正答は 3 です。主膵管は総胆管と合流し、大十二指腸乳頭(Vater乳頭)から十二指腸下行部に開口します。
問題
膵臓で正しいのはどれか。
- 1. 膵頭は脾臓に接する。
- 2. 膵尾は十二指腸に接する。
- 3. 膵管は十二指腸に開口する。 ✓
- 4. 膵体は横行結腸前面を横走する。
- 5. Langerhans〈ランゲルハンス〉島は膵頭に多く存在する。
正答:3番
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解説
■ 正答:3番 — 膵管は十二指腸に開口する
主膵管は総胆管と合流し、大十二指腸乳頭(Vater乳頭)から十二指腸下行部に開口します。これが正しい記述です。
【各選択肢の解説】
1. 膵頭は脾臓に接する。
❌ 誤り。膵頭は十二指腸に囲まれて接します。脾臓に接するのは膵尾です。
❌ 誤り。膵頭は十二指腸に囲まれて接します。脾臓に接するのは膵尾です。
2. 膵尾は十二指腸に接する。
❌ 誤り。膵尾は左方に伸びて脾臓に達します。十二指腸に接するのは膵頭です。
❌ 誤り。膵尾は左方に伸びて脾臓に達します。十二指腸に接するのは膵頭です。
3. 膵管は十二指腸に開口する。
✅ 正しい。主膵管は総胆管とともに大十二指腸乳頭に開口します。
✅ 正しい。主膵管は総胆管とともに大十二指腸乳頭に開口します。
4. 膵体は横行結腸前面を横走する。
❌ 誤り。膵臓は後腹壁に位置する後腹膜器官で、横行結腸の後方を横走します。前面ではありません。
❌ 誤り。膵臓は後腹壁に位置する後腹膜器官で、横行結腸の後方を横走します。前面ではありません。
5. Langerhans島は膵頭に多く存在する。
❌ 誤り。内分泌を担うLangerhans島は膵全体に散在し、とくに膵尾に多いとされます。
❌ 誤り。内分泌を担うLangerhans島は膵全体に散在し、とくに膵尾に多いとされます。
【試験対策ポイント】
膵臓の位置関係は「膵頭=右・十二指腸に囲まれる/膵尾=左・脾臓に達する」が基本。Vater乳頭(大十二指腸乳頭)で膵管と総胆管が合流して開口し、出口にOddi括約筋があります。外分泌(消化酵素)と内分泌(Langerhans島:インスリン・グルカゴン)の二重機能も整理しましょう。
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