第54回 理学療法士国家試験 午後 第59問
解剖学第54回午後
第54回 理学療法士国家試験 午後 第59問(解剖学)の正答は 3 です。写真は顔を右へ向けた左頸部の側面である。
問題
左頸部側面の様子(別冊No. 3)を別に示す。中斜角筋はどれか。
- 1. ①
- 2. ②
- 3. ③ ✓
- 4. ④
- 5. ⑤
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 73.5%やさしい
34人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — ③
写真は顔を右へ向けた左頸部の側面である。まず耳介の下(乳様突起)から胸骨・鎖骨へ斜めに走る隆起=胸鎖乳突筋を見つける。その後縁より後方で、僧帽筋前縁との間(後頸三角)に斜角筋群が並ぶ。③は胸鎖乳突筋のすぐ後方、後頸三角の中を上から鎖骨の方へ下る筋腹を指しており、中斜角筋である。
【各選択肢の解説】
1. ①
❌ 誤り。①は斜めに走る胸鎖乳突筋の隆起を指す。正しくは中斜角筋は胸鎖乳突筋より後方の③。
❌ 誤り。①は斜めに走る胸鎖乳突筋の隆起を指す。正しくは中斜角筋は胸鎖乳突筋より後方の③。
2. ②
❌ 誤り。②は③より前下方で、胸鎖乳突筋寄りの部位を指す。正しくは中斜角筋は②より後方の③の位置にある。
❌ 誤り。②は③より前下方で、胸鎖乳突筋寄りの部位を指す。正しくは中斜角筋は②より後方の③の位置にある。
3. ③
✅ 正しい。胸鎖乳突筋の後縁のすぐ後方で、後頸三角の中を頸椎横突起から第1肋骨へ向かって下る筋腹であり、中斜角筋にあたる。
✅ 正しい。胸鎖乳突筋の後縁のすぐ後方で、後頸三角の中を頸椎横突起から第1肋骨へ向かって下る筋腹であり、中斜角筋にあたる。
4. ④
❌ 誤り。④は③より後上方の部位を指す。正しくは中斜角筋は④より前下方の③の位置にある。
❌ 誤り。④は③より後上方の部位を指す。正しくは中斜角筋は④より前下方の③の位置にある。
5. ⑤
❌ 誤り。⑤は肩の上縁へなだらかに続く隆起で、僧帽筋上部線維にあたる。正しくは中斜角筋は僧帽筋より前方の③。
❌ 誤り。⑤は肩の上縁へなだらかに続く隆起で、僧帽筋上部線維にあたる。正しくは中斜角筋は僧帽筋より前方の③。
【試験対策ポイント】
- 頸部側面は胸鎖乳突筋をまず同定し、その後方(後頸三角)で筋を数える
- 斜角筋の停止=前・中斜角筋は第1肋骨、後斜角筋は第2肋骨
- 前斜角筋と中斜角筋の間(斜角筋隙)を腕神経叢と鎖骨下動脈が通る=ここでの圧迫が胸郭出口症候群(斜角筋症候群)
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