PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第54回 理学療法士国家試験 午後 第61問

理学療法評価学第54回午後

第54回 理学療法士国家試験 午後 第61問(理学療法評価学)の正答は 4 です。皮膚の侵害受容器(痛みの受容器)は被膜を持たない自由神経終末です。

問題
皮膚の侵害受容器はどれか。
  1. 1. 毛包受容体
  2. 2. Pacini小体
  3. 3. Ruffini終末
  4. 4. 自由神経終末
  5. 5. Meissner小体

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 自由神経終末

皮膚の侵害受容器(痛みの受容器)は被膜を持たない自由神経終末です。これが痛覚・温度覚を伝えます。他の選択肢はいずれも被膜を持つ機械受容器です。


【各選択肢の解説】

1. 毛包受容体
❌ 誤り。毛包受容体は毛の動き(触刺激)を感知する機械受容器で、侵害受容器ではありません。
2. Pacini小体
❌ 誤り。Pacini小体(パチニ小体)は深部の振動・速い圧変化を感知する機械受容器です。
3. Ruffini終末
❌ 誤り。Ruffini終末は持続的な圧や皮膚の伸展を感知する機械受容器です。
4. 自由神経終末
✅ 正しい。自由神経終末は被膜を持たず、侵害刺激(痛み)や温度を感知する侵害受容器です。
5. Meissner小体
❌ 誤り。Meissner小体(マイスナー小体)は手指などの触覚・軽い圧を感知する機械受容器です。

【試験対策ポイント】

皮膚受容器は「被膜の有無」で整理します。侵害・温度=自由神経終末(被膜なし)、それ以外(Meissner・Merkel・Pacini・Ruffini)は被膜を持つ機械受容器です。さらにMeissner=速順応の触覚、Merkel=遅順応の圧、Pacini=振動、Ruffini=伸展と適刺激を対応づけて覚えましょう。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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