第3章|反射・感覚・協調性

理学療法学(評価・治療) 第3章

3-1 反射の検査

反射意味
深部腱反射(DTR)亢進上位運動ニューロン(錐体路)障害
深部腱反射 低下・消失下位運動ニューロン・末梢神経障害
病的反射(バビンスキー反射)陽性なら錐体路障害を示唆

腱反射亢進+病的反射陽性=上位運動ニューロン障害腱反射低下+筋萎縮=下位運動ニューロン障害。この対比は神経内科学と共通の最重要ポイント。

3-2 感覚検査

  • 表在感覚:触覚・痛覚・温度覚
  • 深部感覚:位置覚・運動覚・振動覚
  • 複合感覚:立体覚・二点識別覚(大脳皮質の機能)

3-3 協調性・脳神経

  • 協調性検査:指鼻試験・踵膝試験・回内回外(小脳機能。失調で拙劣)
  • 脳神経の評価:視野・眼球運動・顔面・嚥下など(神経内科学 第6章参照)

深部感覚が障害されると、目を閉じるとバランスが崩れます(ロンベルグ徴候)。感覚性運動失調と小脳性運動失調の区別に用います。