PTカコモン — 理学療法士国家試験 過去問・解説

第54回 理学療法士国家試験 午後 第67問

生理学第54回午後
血糖を上昇させる作用のあるホルモンはどれか。 1. アドレナリン 2. アルドステロン 3. カルシトニン 4. パラトルモン 5. プロラクチン
  1. 1. アドレナリン ✓
  2. 2. アルドステロン
  3. 3. カルシトニン
  4. 4. パラトルモン
  5. 5. プロラクチン

正答:1番

解説
■ 正答:1番 — アドレナリン アドレナリンは交感神経系を活性化させ、肝臓でのグリコーゲン分解と糖新生を促進することで血糖値を上昇させます。緊急時のエネルギー供給ホルモンとして機能します。 --- 【各選択肢の解説】 1. アドレナリン ✅ 正しい。交感神経の活性化により肝糖放出と筋肉の糖利用低下をもたらし、血糖上昇作用を示す。 2. アルドステロン ❌ 誤り。副腎皮質ホルモンで、ナトリウムと水の再吸収による血圧調整が主作用であり、血糖調整作用はない。 3. カルシトニン ❌ 誤り。甲状腺C細胞由来ホルモンで、血中カルシウム低下作用が主機能であり、血糖に影響しない。 4. パラトルモン ❌ 誤り。副甲状腺ホルモンで、血中カルシウム上昇とリン低下をもたらし、血糖調整機能はない。 5. プロラクチン ❌ 誤り。下垂体前葉ホルモンで、乳汁分泌刺激が主作用であり、血糖調整作用はない。 --- 【試験対策ポイント】 • 血糖上昇ホルモン:アドレナリン、グルカゴン、糖質コルチコイド、成長ホルモン • 血糖低下ホルモン:インスリンのみ • 各ホルモンの主作用を確実に区別することが重要
関連

▶ 第54回 全問一覧

▶ 生理学 の過去問一覧