PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第54回 理学療法士国家試験 午後 第77問

整形外科学第54回午後

第54回 理学療法士国家試験 午後 第77問(整形外科学)の正答は 4 です。急性期のくも膜下出血では、くも膜下腔に出た新しい血液が単純CTで高吸収域(白)として写る。

問題
急性期のくも膜下出血の診断に最も有用なのはどれか。
  1. 1. MRI T1強調像
  2. 2. MRI T2強調像
  3. 3. 頸動脈超音波像
  4. 4. 単純CT像 ✓
  5. 5. 単純エックス線写真

正答:4番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 65.4%参考値

26人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:4番 — 単純CT像

急性期のくも膜下出血では、くも膜下腔に出た新しい血液が単純CTで高吸収域(白)として写る。短時間で撮れ、出血を見落としにくいため、診断の第一選択である。


【各選択肢の解説】

1. MRI T1強調像
❌ 誤り。急性期の血液はT1強調像では周囲と区別しにくく、くも膜下腔の出血の検出に向かない。正しくは急性期の診断は単純CTが第一選択である。
2. MRI T2強調像
❌ 誤り。T2強調像では脳脊髄液が高信号に写るため、くも膜下腔の血液と見分けにくい。正しくは急性期の診断は単純CTが第一選択である(MRIではFLAIR像が補助に使われる)。
3. 頸動脈超音波像
❌ 誤り。頸動脈超音波は頸部の動脈の狭窄やプラークを見る検査である。正しくは頭蓋内のくも膜下腔の出血は評価できない。
4. 単純CT像
✅ 正しい(=正答)。血液は脳実質や脳脊髄液よりX線を吸収するため、新しい出血は脳底槽や脳溝に白く写る。撮影が速く、急変しうる急性期の患者にも行いやすい。
5. 単純エックス線写真
❌ 誤り。頭部単純X線は主に骨を見る検査である。正しくは頭蓋内の出血は写らず、くも膜下出血の診断には使えない。

【試験対策ポイント】

目的第一選択の画像
急性期の出血(くも膜下出血・脳出血)単純CT(高吸収=白)
超急性期の脳梗塞MRI拡散強調像(DWI)

くも膜下出血はCTで脳底槽が白く(五角形・ヒトデ状に)写る。

📗 PTカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「神経内科学」第2章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

PT国試ノート 頻出だけを、1冊に。 全36冊・全129章/過去問18回分(第44〜61回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 運動学・解剖学は無料 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 全36冊・全129章。運動学・解剖学は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第54回 全問一覧

▶ 整形外科学 の過去問一覧

▶ 「脳卒中」の過去問162問まとめを見る

スポンサーリンク(広告)