第54回 理学療法士国家試験 午後 第89問
内科学・臨床医学第54回午後
第54回 理学療法士国家試験 午後 第89問(内科学・臨床医学)の正答は 3 です。続発性骨粗鬆症は、基礎疾患や薬剤が原因で生じる骨粗鬆症です。
問題
続発性骨粗鬆症発症の危険因子はどれか。
- 1. 肥満
- 2. 副腎不全
- 3. 関節リウマチ ✓
- 4. 甲状腺機能低下
- 5. 副甲状腺機能低下
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 58.3%参考値
12人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 関節リウマチ
続発性骨粗鬆症は、基礎疾患や薬剤が原因で生じる骨粗鬆症です。関節リウマチは慢性炎症と不動、ステロイド使用などにより骨吸収が亢進し、続発性骨粗鬆症の危険因子となります。
【各選択肢の解説】
1. 肥満
❌ 誤り。肥満はむしろ骨に荷重がかかり骨密度が保たれやすく、骨粗鬆症の危険因子ではありません(やせが危険因子)。
❌ 誤り。肥満はむしろ骨に荷重がかかり骨密度が保たれやすく、骨粗鬆症の危険因子ではありません(やせが危険因子)。
2. 副腎不全
❌ 誤り。副腎不全ではコルチゾール(ステロイド)が低下します。骨粗鬆症を起こすのはむしろステロイド過剰(Cushing症候群)です。
❌ 誤り。副腎不全ではコルチゾール(ステロイド)が低下します。骨粗鬆症を起こすのはむしろステロイド過剰(Cushing症候群)です。
3. 関節リウマチ
✅ 正しい。慢性炎症性サイトカインによる骨吸収亢進、不動、ステロイド治療により続発性骨粗鬆症をきたします。
✅ 正しい。慢性炎症性サイトカインによる骨吸収亢進、不動、ステロイド治療により続発性骨粗鬆症をきたします。
4. 甲状腺機能低下
❌ 誤り。骨代謝を亢進させ骨量を減少させるのは甲状腺機能亢進です。低下症は危険因子ではありません。
❌ 誤り。骨代謝を亢進させ骨量を減少させるのは甲状腺機能亢進です。低下症は危険因子ではありません。
5. 副甲状腺機能低下
❌ 誤り。骨吸収を促すPTHが過剰となる副甲状腺機能亢進が危険因子です。低下症ではありません。
❌ 誤り。骨吸収を促すPTHが過剰となる副甲状腺機能亢進が危険因子です。低下症ではありません。
【試験対策ポイント】
続発性骨粗鬆症の原因は「内分泌・薬剤・栄養・不動・炎症」で整理します。亢進すると骨が減る=Cushing症候群(ステロイド過剰)・甲状腺機能亢進・副甲状腺機能亢進・関節リウマチ・性腺機能低下。選択肢では「機能低下」に引っかけがあり、骨を減らすのは多くが「機能亢進(あるいはステロイド過剰)」側だと覚えましょう。ステロイド性骨粗鬆症は薬剤性の代表です。
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