PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第54回 理学療法士国家試験 午後 第90問

内科学・臨床医学第54回午後

第54回 理学療法士国家試験 午後 第90問(内科学・臨床医学)の正答は 2 です。神経系感染症の病原体の組合せを問う問題です。

問題
神経系の感染症と病原体の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. HIV脳症 ─────── スピロヘータ
  2. 2. 急性灰白髄炎 ──────── ウイルス
  3. 3. Creutzfeldt-Jakob病 ──── 細菌
  4. 4. 進行麻痺 ─────── ウイルス
  5. 5. 日本脳炎 ─────── 細菌

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — 急性灰白髄炎 ─ ウイルス

神経系感染症の病原体の組合せを問う問題です。急性灰白髄炎(ポリオ)はポリオウイルスによる感染症で、組合せが正しいのは2番です。


【各選択肢の解説】

1. HIV脳症 ─ スピロヘータ
❌ 誤り。HIV脳症の病原体はHIV(ウイルス)です。スピロヘータは梅毒(進行麻痺)の病原体です。
2. 急性灰白髄炎 ─ ウイルス
✅ 正しい。ポリオはポリオウイルスが脊髄前角細胞を侵し、弛緩性麻痺を起こすウイルス感染症です。
3. Creutzfeldt-Jakob病 ─ 細菌
❌ 誤り。CJDの病原体は異常プリオン蛋白(プリオン)です。細菌ではありません。
4. 進行麻痺 ─ ウイルス
❌ 誤り。進行麻痺は神経梅毒の一型で、病原体は梅毒トレポネーマ(スピロヘータ)です。
5. 日本脳炎 ─ 細菌
❌ 誤り。日本脳炎は日本脳炎ウイルス(フラビウイルス、蚊媒介)による感染症です。細菌ではありません。

【試験対策ポイント】

神経系感染症の病原体分類は頻出です。ウイルス=ポリオ・日本脳炎・HIV脳症・単純ヘルペス脳炎、スピロヘータ=神経梅毒(進行麻痺・脊髄癆)、プリオン=CJD、細菌=化膿性髄膜炎、結核菌=結核性髄膜炎。特にCJDのプリオン、進行麻痺の梅毒(スピロヘータ)は引っかけで頻出なので確実に押さえましょう。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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