PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第54回 理学療法士国家試験 午後 第90問

内科学・臨床医学第54回午後

第54回 理学療法士国家試験 午後 第90問(内科学・臨床医学)の正答は 2 です。急性灰白髄炎(ポリオ)はポリオウイルスによる感染症で、組合せが正しいのは2番である。

問題
神経系の感染症と病原体の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. HIV脳症 ─────── スピロヘータ
  2. 2. 急性灰白髄炎 ──────── ウイルス ✓
  3. 3. Creutzfeldt-Jakob病 ──── 細菌
  4. 4. 進行麻痺 ─────── ウイルス
  5. 5. 日本脳炎 ─────── 細菌

正答:2番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 28.6%参考値

28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 急性灰白髄炎 ──────── ウイルス

急性灰白髄炎(ポリオ)はポリオウイルスによる感染症で、組合せが正しいのは2番である。他の選択肢は病原体の種類(ウイルス・細菌・スピロヘータ・プリオン)を入れ替えてある。


【各選択肢の解説】

1. HIV脳症 ─────── スピロヘータ
❌ 誤り。正しくは、HIV脳症の病原体はヒト免疫不全ウイルス(HIV)でウイルスである。スピロヘータ(梅毒トレポネーマ)が起こすのは神経梅毒である。
2. 急性灰白髄炎 ──────── ウイルス
✅ 正しい。ポリオウイルスが経口感染し、脊髄前角の運動ニューロンを侵して非対称性の弛緩性麻痺を起こす。灰白髄=脊髄の灰白質(前角)が侵されることが病名の由来である。
3. Creutzfeldt-Jakob病 ──── 細菌
❌ 誤り。正しくは、Creutzfeldt-Jakob病の原因は異常プリオン蛋白(プリオン)で、細菌でもウイルスでもない。
4. 進行麻痺 ─────── ウイルス
❌ 誤り。正しくは、進行麻痺は神経梅毒の一型で、病原体は梅毒トレポネーマ(スピロヘータ)である。
5. 日本脳炎 ─────── 細菌
❌ 誤り。正しくは、日本脳炎は蚊(コガタアカイエカ)が媒介する日本脳炎ウイルスによる感染症である。

【試験対策ポイント】

病原体疾患
ウイルス急性灰白髄炎・日本脳炎・HIV脳症・単純ヘルペス脳炎
スピロヘータ神経梅毒(進行麻痺・脊髄癆)
プリオンCreutzfeldt-Jakob病
細菌化膿性髄膜炎・結核性髄膜炎
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