第54回 理学療法士国家試験 午後 第97問
神経内科学第54回午後
第54回 理学療法士国家試験 午後 第97問(神経内科学)の正答は 4 です。てんかんの発症率は乳幼児期と高齢期に高い。
問題
てんかんで正しいのはどれか。
- 1. 常にけいれんを伴う。
- 2. 発症率は30歳代が70歳代よりも高い。
- 3. West症候群の発症のピークは3〜5歳である。
- 4. 高齢初発の症候性てんかんの原因疾患としては脳血管障害が最も多い。 ✓
- 5. てんかんによる突然死のリスクは、強直間代発作よりも欠神発作の方が高い。
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 47.4%参考値
19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 高齢初発の症候性てんかんの原因疾患としては脳血管障害が最も多い。
てんかんの発症率は乳幼児期と高齢期に高い。高齢で初めて発症するてんかんの多くは脳の病変が原因の症候性で、原因として脳血管障害(脳卒中後)が最も多い。
【各選択肢の解説】
1. 常にけいれんを伴う。
❌ 誤り。てんかん発作には運動症状のないものがある。正しくは、欠神発作や意識減損のみの焦点発作など、けいれんを伴わない発作も多い。
❌ 誤り。てんかん発作には運動症状のないものがある。正しくは、欠神発作や意識減損のみの焦点発作など、けいれんを伴わない発作も多い。
2. 発症率は30歳代が70歳代よりも高い。
❌ 誤り。発症率は小児期と高齢期に高く、成人期の中ごろに低い。正しくは、70歳代の方が30歳代より発症率が高い。
❌ 誤り。発症率は小児期と高齢期に高く、成人期の中ごろに低い。正しくは、70歳代の方が30歳代より発症率が高い。
3. West症候群の発症のピークは3〜5歳である。
❌ 誤り。3〜5歳前後に発症が多いのはLennox-Gastaut症候群である。正しくは、West症候群は乳児期(1歳未満)に発症し、てんかん性スパズム・ヒプスアリスミア・発達の停滞を特徴とする。
❌ 誤り。3〜5歳前後に発症が多いのはLennox-Gastaut症候群である。正しくは、West症候群は乳児期(1歳未満)に発症し、てんかん性スパズム・ヒプスアリスミア・発達の停滞を特徴とする。
4. 高齢初発の症候性てんかんの原因疾患としては脳血管障害が最も多い。
✅ 正しい。脳梗塞や脳出血でできた皮質の病変がてんかん原性をもつため、脳卒中後てんかんが高齢初発の原因の最多となる。
✅ 正しい。脳梗塞や脳出血でできた皮質の病変がてんかん原性をもつため、脳卒中後てんかんが高齢初発の原因の最多となる。
5. てんかんによる突然死のリスクは、強直間代発作よりも欠神発作の方が高い。
❌ 誤り。てんかん患者の予期せぬ突然死(SUDEP)の最大の危険因子は全身強直間代発作である。正しくは、強直間代発作の方がリスクが高く、特に発作が頻回な例で高い。
❌ 誤り。てんかん患者の予期せぬ突然死(SUDEP)の最大の危険因子は全身強直間代発作である。正しくは、強直間代発作の方がリスクが高く、特に発作が頻回な例で高い。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 要点 |
|---|---|
| 発症率 | 乳幼児期と高齢期に高い |
| 高齢初発の原因 | 脳血管障害が最多 |
| West症候群 | 乳児期・てんかん性スパズム・ヒプスアリスミア |
| Lennox-Gastaut症候群 | 幼児期・強直発作など多彩な発作 |
| SUDEP | 強直間代発作が最大の危険因子 |
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