第55回 理学療法士国家試験 午前 第22問
リハビリテーション医学第55回午前
第55回 理学療法士国家試験 午前 第22問(リハビリテーション医学)の正答は 4 です。ICFでは構成要素ごとに評価点の数と意味が違う。
問題
ICFの評価点とその内容の組合せで正しいのはどれか。
- 1. 活動と参加の能力の評価点 ——— 促進あるいは阻害する程度
- 2. 環境因子の第一評価点 ————— 個人の遂行能力
- 3. 身体構造の第一評価点 ————— 機能障害の程度や大きさ
- 4. 身体構造の第二評価点 ————— 各身体部位における変化の性質 ✓
- 5. 心身機能の第一評価点 ————— 構造障害の程度や大きさ
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 17.4%参考値
23人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 身体構造の第二評価点 ——— 各身体部位における変化の性質
ICFでは構成要素ごとに評価点の数と意味が違う。身体構造は評価点が3つあり、第二評価点は欠損・部分的欠損・付加・位置の変異などの変化の性質を表す。
【各選択肢の解説】
1. 活動と参加の能力の評価点 ——— 促進あるいは阻害する程度
❌ 誤り。促進・阻害の程度は環境因子の評価点である。正しくは、能力の評価点は標準的な環境で課題を遂行するときの困難の程度を表す。
❌ 誤り。促進・阻害の程度は環境因子の評価点である。正しくは、能力の評価点は標準的な環境で課題を遂行するときの困難の程度を表す。
2. 環境因子の第一評価点 ————— 個人の遂行能力
❌ 誤り。遂行能力は活動と参加の評価点の内容である。正しくは、環境因子の評価点は促進因子・阻害因子としての程度を表す。
❌ 誤り。遂行能力は活動と参加の評価点の内容である。正しくは、環境因子の評価点は促進因子・阻害因子としての程度を表す。
3. 身体構造の第一評価点 ————— 機能障害の程度や大きさ
❌ 誤り。機能障害は心身機能側の語である。正しくは、身体構造の第一評価点は構造障害の程度や大きさを表す。
❌ 誤り。機能障害は心身機能側の語である。正しくは、身体構造の第一評価点は構造障害の程度や大きさを表す。
4. 身体構造の第二評価点 ————— 各身体部位における変化の性質
✅ 正しい。身体構造は第一=程度、第二=変化の性質、第三=部位の3つで記録する。構造の異常は「どれくらい」だけでなく「どんな変化か」「どこか」まで示す必要があるためである。
✅ 正しい。身体構造は第一=程度、第二=変化の性質、第三=部位の3つで記録する。構造の異常は「どれくらい」だけでなく「どんな変化か」「どこか」まで示す必要があるためである。
5. 心身機能の第一評価点 ————— 構造障害の程度や大きさ
❌ 誤り。構造障害は身体構造側の語である。正しくは、心身機能の第一評価点は機能障害の程度や大きさを表す。
❌ 誤り。構造障害は身体構造側の語である。正しくは、心身機能の第一評価点は機能障害の程度や大きさを表す。
【試験対策ポイント】
ICFの評価点(WHO・ICF 2001)
| 構成要素 | 評価点の内容 |
|---|---|
| 心身機能 | 第一:機能障害の程度や大きさ |
| 身体構造 | 第一:構造障害の程度や大きさ/第二:変化の性質/第三:部位 |
| 活動と参加 | 実行状況・能力:困難の程度 |
| 環境因子 | 促進因子・阻害因子としての程度 |
機能と構造の入れ替え、活動と参加と環境因子の入れ替えがひっかけになる。
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