第55回 理学療法士国家試験 午前 第23問
理学療法管理学第55回午前
第55回 理学療法士国家試験 午前 第23問(理学療法管理学)の正答は 3 です。インシデントレポートは、事故に至らなかった事例や起きた事例を組織で集めて分析し、再発防止・事故防止に生かすための仕組みである。
問題
インシデントレポート収集の目的で正しいのはどれか。
- 1. 責任者を処罰する。
- 2. 監督官庁に報告する。
- 3. 医療事故発生防止策を検討する。 ✓
- 4. 施設管理者が解決策を検討する。
- 5. 当事者間でインシデントの原因を検討する。
正答:3番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 86.4%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 医療事故発生防止策を検討する。
インシデントレポートは、事故に至らなかった事例や起きた事例を組織で集めて分析し、再発防止・事故防止に生かすための仕組みである。個人の責任追及には使わない。
【各選択肢の解説】
1. 責任者を処罰する。
❌ 誤り。処罰に使うと報告がためらわれ、情報が集まらなくなる。正しくは、報告者を責めない(非懲罰)ことを前提に、事例から学ぶために集める。
❌ 誤り。処罰に使うと報告がためらわれ、情報が集まらなくなる。正しくは、報告者を責めない(非懲罰)ことを前提に、事例から学ぶために集める。
2. 監督官庁に報告する。
❌ 誤り。院内のインシデントレポートは監督官庁への報告を目的にした書類ではない。正しくは、院内(医療安全管理部門など)で集めて分析し、防止策に役立てる。
❌ 誤り。院内のインシデントレポートは監督官庁への報告を目的にした書類ではない。正しくは、院内(医療安全管理部門など)で集めて分析し、防止策に役立てる。
3. 医療事故発生防止策を検討する。
✅ 正しい。多くの事例を集めると、個人の不注意ではなく手順や環境などのシステムの問題が見えてくる。それを直すことで同じ事故を防げる。
✅ 正しい。多くの事例を集めると、個人の不注意ではなく手順や環境などのシステムの問題が見えてくる。それを直すことで同じ事故を防げる。
4. 施設管理者が解決策を検討する。
❌ 誤り。管理者一人が検討するものではない。正しくは、医療安全管理委員会などの組織として多職種で分析・検討する。
❌ 誤り。管理者一人が検討するものではない。正しくは、医療安全管理委員会などの組織として多職種で分析・検討する。
5. 当事者間でインシデントの原因を検討する。
❌ 誤り。当事者だけの検討では情報が共有されず、組織の改善につながらない。正しくは、組織で情報を共有し、組織的に原因を分析する。
❌ 誤り。当事者だけの検討では情報が共有されず、組織の改善につながらない。正しくは、組織で情報を共有し、組織的に原因を分析する。
【試験対策ポイント】
- 目的:再発防止・事故防止(処罰・責任追及ではない)
- 報告者:当事者・発見者が速やかに報告する
- 分析:個人の責任でなくシステムの問題として組織で検討する
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