第55回 理学療法士国家試験 午前 第24問
理学療法評価学第55回午前
第55回 理学療法士国家試験 午前 第24問(理学療法評価学)の正答は 1 です。正常呼吸音は聴取部位で性質が違い、中枢(気管)ほど呼気成分が大きく、末梢(肺胞)ほど吸気が主体になる。
問題
肺音で正しいのはどれか。
- 1. 気管呼吸音は吸気より呼気の方が大きい。 ✓
- 2. 気管支呼吸音は吸気のみに聴取される。
- 3. 笛音(wheezes)は吸気初期に聴取されやすい。
- 4. 捻髪音(fine crackles)は呼気に聴取されやすい。
- 5. 肺胞呼吸音は呼気終末に強くなる。
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 51.4%標準
37人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 気管呼吸音は吸気より呼気の方が大きい。
正常呼吸音は聴取部位で性質が違い、中枢(気管)ほど呼気成分が大きく、末梢(肺胞)ほど吸気が主体になる。副雑音は聴こえる時相で見分ける。
【各選択肢の解説】
1. 気管呼吸音は吸気より呼気の方が大きい。
✅ 正しい。頸部の気管上で聴く気管呼吸音は高調で大きく、呼気は吸気と同じかそれ以上に大きく長く聴こえる。太い気道を流れる乱流の音を直接聴いているためである。
✅ 正しい。頸部の気管上で聴く気管呼吸音は高調で大きく、呼気は吸気と同じかそれ以上に大きく長く聴こえる。太い気道を流れる乱流の音を直接聴いているためである。
2. 気管支呼吸音は吸気のみに聴取される。
❌ 誤り。吸気だけに聴こえる音ではない。正しくは、気管支呼吸音は吸気・呼気の両方で聴取される。
❌ 誤り。吸気だけに聴こえる音ではない。正しくは、気管支呼吸音は吸気・呼気の両方で聴取される。
3. 笛音(wheezes)は吸気初期に聴取されやすい。
❌ 誤り。正しくは、笛音は狭くなった気道で生じる高調の連続性副雑音で、呼気に聴取されやすい(気管支喘息など)。
❌ 誤り。正しくは、笛音は狭くなった気道で生じる高調の連続性副雑音で、呼気に聴取されやすい(気管支喘息など)。
4. 捻髪音(fine crackles)は呼気に聴取されやすい。
❌ 誤り。正しくは、捻髪音は閉じていた末梢気道が開くときに生じる断続性副雑音で、吸気終末に聴取されやすい(間質性肺炎など)。
❌ 誤り。正しくは、捻髪音は閉じていた末梢気道が開くときに生じる断続性副雑音で、吸気終末に聴取されやすい(間質性肺炎など)。
5. 肺胞呼吸音は呼気終末に強くなる。
❌ 誤り。正しくは、肺胞呼吸音は低調で柔らかく、主に吸気に聴こえ、呼気ではわずかに初期だけ聴こえる。
❌ 誤り。正しくは、肺胞呼吸音は低調で柔らかく、主に吸気に聴こえ、呼気ではわずかに初期だけ聴こえる。
【試験対策ポイント】
| 音 | 聴こえる時相 |
|---|---|
| 気管呼吸音 | 吸気・呼気(呼気が大きい) |
| 肺胞呼吸音 | 主に吸気 |
| 笛音(wheezes) | 呼気 |
| 捻髪音(fine crackles) | 吸気終末 |
| 水泡音(coarse crackles) | 吸気初期から |
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