第55回 理学療法士国家試験 午前 第29問
義肢装具学第55回午前
第55回 理学療法士国家試験 午前 第29問(義肢装具学)の正答は 2 です。膝継手の機能は遊脚相の制御と立脚相の制御に分かれる。
問題
義足の遊脚相において下腿部の振り出し速度を制御する膝継手はどれか。
- 1. 固定膝
- 2. 可変摩擦膝 ✓
- 3. 荷重ブレーキ膝
- 4. バウンシング機構付き
- 5. イールディング機構付き
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 48.7%難問
39人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 可変摩擦膝
膝継手の機能は遊脚相の制御と立脚相の制御に分かれる。下腿の振り出し速度を調整するのは遊脚相の制御で、選択肢の中では可変摩擦膝だけが該当する。
【各選択肢の解説】
1. 固定膝
❌ 誤り。固定膝は歩行中に膝が曲がらないよう固定しており、下腿は振り出されない。正しくは、膝折れを防ぐ立脚相の安定を最優先する継手である。
❌ 誤り。固定膝は歩行中に膝が曲がらないよう固定しており、下腿は振り出されない。正しくは、膝折れを防ぐ立脚相の安定を最優先する継手である。
2. 可変摩擦膝
✅ 正しい。膝の屈曲角度に応じて摩擦抵抗が変わり、遊脚相の初期に下腿が後方へ跳ね上がりすぎるのと、終期に勢いよく伸展するのを抑える。これにより振り出しの速度を制御する。
✅ 正しい。膝の屈曲角度に応じて摩擦抵抗が変わり、遊脚相の初期に下腿が後方へ跳ね上がりすぎるのと、終期に勢いよく伸展するのを抑える。これにより振り出しの速度を制御する。
3. 荷重ブレーキ膝
❌ 誤り。正しくは、荷重ブレーキ膝(安全膝)は体重がかかると摩擦ブレーキが働いて膝折れを防ぐ、立脚相の制御機構である。
❌ 誤り。正しくは、荷重ブレーキ膝(安全膝)は体重がかかると摩擦ブレーキが働いて膝折れを防ぐ、立脚相の制御機構である。
4. バウンシング機構付き
❌ 誤り。正しくは、バウンシング機構は立脚初期にわずかな膝屈曲を許して衝撃を吸収する、立脚相の機構である。
❌ 誤り。正しくは、バウンシング機構は立脚初期にわずかな膝屈曲を許して衝撃を吸収する、立脚相の機構である。
5. イールディング機構付き
❌ 誤り。正しくは、イールディング機構は荷重下で油圧の抵抗によって膝をゆっくり屈曲させる、立脚相の機構で、階段や坂を下りる動作を可能にする。
❌ 誤り。正しくは、イールディング機構は荷重下で油圧の抵抗によって膝をゆっくり屈曲させる、立脚相の機構で、階段や坂を下りる動作を可能にする。
【試験対策ポイント】
| 制御する相 | 機構 |
|---|---|
| 遊脚相 | 定摩擦膝・可変摩擦膝・空圧・油圧 |
| 立脚相 | 固定膝・荷重ブレーキ膝・バウンシング・イールディング |
「振り出し速度」は遊脚相、「膝折れ防止・衝撃吸収」は立脚相、と問われている相で分ける。
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