PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第55回 理学療法士国家試験 午前 第34問

神経内科学第55回午前

第55回 理学療法士国家試験 午前 第34問(神経内科学)の正答は 4 です。図を読む:中脳の水平断で、図の上が背側、下が腹側。

問題
中脳(水平断)を図に示す。Parkinson病の病変部位はどれか。
第55回午前第34問 図
  1. 1. ①
  2. 2. ②
  3. 3. ③
  4. 4. ④ ✓
  5. 5. ⑤

正答:4番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 41.7%難問

36人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — ④

図を読む:中脳の水平断で、図の上が背側、下が腹側。中央上の中脳水道を囲む部分の上が中脳蓋(①)、中央の丸い構造が赤核(③)、その腹側を弓状に走る帯が黒質(④)、最も腹側の大きな部分が大脳脚(⑤)である。Parkinson病は黒質緻密部のドパミン神経細胞の変性で起こるため、病変部位は④である。


【各選択肢の解説】

1. ①
❌ 誤り。①は中脳水道より背側の中脳蓋(上丘の高さ)である。正しくは、Parkinson病の主病変は腹側の黒質である。
2. ②
❌ 誤り。②は被蓋の外側部の構造である。正しくは、Parkinson病の主病変は赤核の腹側にある黒質である。
3. ③
❌ 誤り。③は被蓋の中央にある円形の赤核である。正しくは、Parkinson病の主病変は赤核の腹外側を弓状に走る黒質である。
4. ④
✅ 正しい。赤核と大脳脚の間を弓状に走る帯が黒質である。黒質のドパミン神経細胞が変性すると線条体へのドパミン供給が減り、無動・固縮・振戦などが出る。
5. ⑤
❌ 誤り。⑤は錐体路などが通る大脳脚である。正しくは、Parkinson病の主病変はその背側の黒質である。

【試験対策ポイント】

中脳の水平断(背側→腹側)
中脳蓋(上丘・下丘)→ 中脳水道 → 被蓋(赤核・動眼神経核)→ 黒質 → 大脳脚

黒質は「赤核の腹側、大脳脚の背側の弓状の帯」と位置で覚える。

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