第55回 理学療法士国家試験 午前 第35問
解剖学第55回午前
第55回 理学療法士国家試験 午前 第35問(解剖学)の正答は 3 です。ALSは上位運動ニューロンと下位運動ニューロンの両方が障害される。
問題
筋萎縮性側索硬化症で下位運動ニューロン障害の徴候はどれか。
- 1. 痙縮
- 2. 仮性球麻痺
- 3. 線維束性収縮 ✓
- 4. 腹壁反射消失
- 5. アキレス腱反射亢進
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 37.1%難問
62人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 線維束性収縮
ALSは上位運動ニューロンと下位運動ニューロンの両方が障害される。下位運動ニューロン障害の徴候は筋萎縮・筋力低下・線維束性収縮・腱反射低下で、上位の徴候(痙縮・腱反射亢進・病的反射)と見分ける。
【各選択肢の解説】
1. 痙縮
❌ 誤り。正しくは、痙縮は錐体路の障害で起こる上位運動ニューロン障害の徴候である。
❌ 誤り。正しくは、痙縮は錐体路の障害で起こる上位運動ニューロン障害の徴候である。
2. 仮性球麻痺
❌ 誤り。正しくは、仮性球麻痺は延髄の運動核へ向かう両側の皮質延髄路の障害で起こる上位運動ニューロン障害の徴候である。下位(延髄の運動核)の障害による構音・嚥下障害は球麻痺という。
❌ 誤り。正しくは、仮性球麻痺は延髄の運動核へ向かう両側の皮質延髄路の障害で起こる上位運動ニューロン障害の徴候である。下位(延髄の運動核)の障害による構音・嚥下障害は球麻痺という。
3. 線維束性収縮
✅ 正しい。前角細胞など下位運動ニューロンが障害されると、その支配する筋線維の束が自発的に収縮し、皮膚の上からピクつきとして見える。ALSの下位運動ニューロン障害の代表的な徴候である。
✅ 正しい。前角細胞など下位運動ニューロンが障害されると、その支配する筋線維の束が自発的に収縮し、皮膚の上からピクつきとして見える。ALSの下位運動ニューロン障害の代表的な徴候である。
4. 腹壁反射消失
❌ 誤り。正しくは、腹壁反射などの表在反射の消失は錐体路障害でみられる上位運動ニューロン障害の徴候である。
❌ 誤り。正しくは、腹壁反射などの表在反射の消失は錐体路障害でみられる上位運動ニューロン障害の徴候である。
5. アキレス腱反射亢進
❌ 誤り。正しくは、腱反射の亢進は上位運動ニューロン障害の徴候で、下位運動ニューロン障害では腱反射は低下・消失する。
❌ 誤り。正しくは、腱反射の亢進は上位運動ニューロン障害の徴候で、下位運動ニューロン障害では腱反射は低下・消失する。
【試験対策ポイント】
| 上位運動ニューロン障害 | 下位運動ニューロン障害 |
|---|---|
| 痙縮 | 弛緩・筋萎縮 |
| 腱反射亢進・病的反射 | 腱反射低下・消失 |
| 表在反射消失 | 線維束性収縮 |
| 仮性球麻痺 | 球麻痺 |
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