第55回 理学療法士国家試験 午前 第40問
理学療法評価学第55回午前
第55回 理学療法士国家試験 午前 第40問(理学療法評価学)の正答は 4 です。寒冷は組織の温度を下げて代謝・神経の働き・血流を抑える方向に作用する。
問題
寒冷療法の作用で正しいのはどれか。
- 1. 滑液粘性の低下
- 2. 疼痛閾値の低下
- 3. 神経伝導速度の増加
- 4. 筋紡錘の感受性の減弱 ✓
- 5. 毛細血管透過性の亢進
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 71.4%参考値
21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 筋紡錘の感受性の減弱
寒冷は組織の温度を下げて代謝・神経の働き・血流を抑える方向に作用する。そのため神経伝導速度は低下し、筋紡錘の感受性は下がり、疼痛閾値は上がる。誤りの選択肢は、寒冷の作用の向きを逆にしたものである。
【各選択肢の解説】
1. 滑液粘性の低下
❌ 誤り。滑液粘性の低下は温熱の作用である。正しくは、寒冷では滑液粘性が上昇し、関節のこわばりが増す。
❌ 誤り。滑液粘性の低下は温熱の作用である。正しくは、寒冷では滑液粘性が上昇し、関節のこわばりが増す。
2. 疼痛閾値の低下
❌ 誤り。正しくは、寒冷では神経の伝導が抑えられ疼痛閾値は上昇する(痛みを感じにくくなる)。
❌ 誤り。正しくは、寒冷では神経の伝導が抑えられ疼痛閾値は上昇する(痛みを感じにくくなる)。
3. 神経伝導速度の増加
❌ 誤り。正しくは、組織温が下がると神経伝導速度は低下する。
❌ 誤り。正しくは、組織温が下がると神経伝導速度は低下する。
4. 筋紡錘の感受性の減弱
✅ 正しい。冷却で筋紡錘からの求心性の発射が減り、伸張反射が抑えられる。このため寒冷療法は痙縮を一時的に軽くする目的でも使われる。
✅ 正しい。冷却で筋紡錘からの求心性の発射が減り、伸張反射が抑えられる。このため寒冷療法は痙縮を一時的に軽くする目的でも使われる。
5. 毛細血管透過性の亢進
❌ 誤り。正しくは、寒冷では血管が収縮し毛細血管透過性は低下するため、急性期の腫脹・浮腫が抑えられる。
❌ 誤り。正しくは、寒冷では血管が収縮し毛細血管透過性は低下するため、急性期の腫脹・浮腫が抑えられる。
【試験対策ポイント】
| 作用 | 寒冷 | 温熱 |
|---|---|---|
| 神経伝導速度 | 低下 | 増加 |
| 疼痛閾値 | 上昇 | 上昇 |
| 滑液粘性 | 上昇 | 低下 |
| 毛細血管透過性 | 低下 | 亢進 |
| 血管 | 収縮 | 拡張 |
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