PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第55回 理学療法士国家試験 午前 第44問

整形外科学第55回午前

第55回 理学療法士国家試験 午前 第44問(整形外科学)の正答は 2 です。上腕骨外顆骨折は偽関節や外側の成長障害を残しやすく、肘の外側が伸びずに外反肘となる。

問題
外反肘をきたしやすいのはどれか。
  1. 1. 尺骨肘頭骨折
  2. 2. 上腕骨外顆骨折 ✓
  3. 3. 上腕骨顆上骨折
  4. 4. 上腕骨内側上顆骨折
  5. 5. 橈骨小頭骨折

正答:2番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 57.1%標準

35人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 上腕骨外顆骨折

上腕骨外顆骨折は偽関節や外側の成長障害を残しやすく、肘の外側が伸びずに外反肘となる。外反肘は尺骨神経を引き伸ばし、遅発性尺骨神経麻痺の原因になる。


【各選択肢の解説】

1. 尺骨肘頭骨折
❌ 誤り。肘頭骨折は上腕三頭筋の停止部の骨折で、外反肘の典型的な原因ではない。正しくは、主な後遺障害は肘の伸展力の低下や可動域制限である。
2. 上腕骨外顆骨折
✅ 正しい(=正答)。小児に多く、偽関節・外側の成長障害によって外反肘を後遺しやすい。
3. 上腕骨顆上骨折
❌ 誤り。小児の顆上骨折は遠位骨片が内反して癒合しやすい。正しくは、代表的な後遺変形は内反肘である。
4. 上腕骨内側上顆骨折
❌ 誤り。外反肘の典型的な原因ではない。正しくは、内側上顆には尺骨神経が近接し、問題になるのは尺骨神経障害や肘の内側の不安定性である。
5. 橈骨小頭骨折
❌ 誤り。外反肘の代表的な原因ではない。正しくは、主な後遺障害は前腕の回内・回外や肘の屈伸の制限である。

【試験対策ポイント】

骨折代表的な後遺変形関連する合併症
上腕骨外顆骨折外反肘遅発性尺骨神経麻痺
上腕骨顆上骨折内反肘(急性期)フォルクマン拘縮

「外顆→外反、顆上→内反」の対で覚える。

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