第55回 理学療法士国家試験 午前 第59問
解剖学第55回午前
第55回 理学療法士国家試験 午前 第59問(解剖学)の正答は 5 です。図の網かけは、下眼瞼・頬・鼻の側面・上口唇と、眼の外側からこめかみの前方へ細く伸びる帯である。
問題
左顔面を図に示す。網かけ部分を支配している感覚神経はどれか。
- 1. 眼神経
- 2. 顔面神経
- 3. 鼓室神経
- 4. 耳介側頭神経
- 5. 上顎神経 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 81.1%やさしい
37人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 上顎神経
図の網かけは、下眼瞼・頬・鼻の側面・上口唇と、眼の外側からこめかみの前方へ細く伸びる帯である。この範囲は三叉神経第2枝の上顎神経(V2)の皮膚の感覚領域に一致する。
【各選択肢の解説】
1. 眼神経
❌ 誤り。網かけは眼より下が中心である。正しくは、眼神経(V1)の領域は前額・上眼瞼・鼻背で、網かけより上方にあたる。
❌ 誤り。網かけは眼より下が中心である。正しくは、眼神経(V1)の領域は前額・上眼瞼・鼻背で、網かけより上方にあたる。
2. 顔面神経
❌ 誤り。顔面神経は表情筋の運動と味覚などを担い、顔面皮膚の一般感覚は担わない。正しくは、顔面皮膚の感覚は三叉神経が担う。
❌ 誤り。顔面神経は表情筋の運動と味覚などを担い、顔面皮膚の一般感覚は担わない。正しくは、顔面皮膚の感覚は三叉神経が担う。
3. 鼓室神経
❌ 誤り。正しくは、鼓室神経は舌咽神経の枝で、中耳(鼓室)の粘膜の感覚と耳下腺へ向かう副交感線維を運ぶ。
❌ 誤り。正しくは、鼓室神経は舌咽神経の枝で、中耳(鼓室)の粘膜の感覚と耳下腺へ向かう副交感線維を運ぶ。
4. 耳介側頭神経
❌ 誤り。正しくは、耳介側頭神経は下顎神経(V3)の枝で、耳介の前方から側頭部の皮膚を支配し、網かけより後方の領域である。
❌ 誤り。正しくは、耳介側頭神経は下顎神経(V3)の枝で、耳介の前方から側頭部の皮膚を支配し、網かけより後方の領域である。
5. 上顎神経
✅ 正しい(=正答)。下眼瞼から頬・上口唇にかけての中顔面と、こめかみ前方の細い帯は上顎神経の皮膚の感覚領域である。
✅ 正しい(=正答)。下眼瞼から頬・上口唇にかけての中顔面と、こめかみ前方の細い帯は上顎神経の皮膚の感覚領域である。
【試験対策ポイント】
| 三叉神経の枝 | 皮膚の感覚領域 |
|---|---|
| 眼神経(V1) | 前額・上眼瞼・鼻背 |
| 上顎神経(V2) | 下眼瞼・頬・鼻の側面・上口唇 |
| 下顎神経(V3) | 下口唇・オトガイ・下顎・耳介前方〜側頭部 |
下顎角付近の皮膚は三叉神経でなく頸神経(大耳介神経)の領域。
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